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バイオベンチャー、国粋主義では勝てない

  • 神谷 秀樹

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2006年5月2日(火)

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 ロバーツ・ミタニは、世界中から相談に来る最新技術を持ったベンチャー企業の中から「これは」と思う会社を選び、その会社の資金調達や販売上の提携を斡旋することを主たる業務としている。ベンチャーの成長を加速するという意味で、この仕事を「技術革新のアクセラレーター」と我々は呼んでいる。

 こうした仕事の関係上、私は世界の先端技術に直接触れる機会が多い。「技術革新のアクセラレーター」役を果たしながら最近、特に感じることが、技術革新は世界各地で起こり、しかも国際的な連携が進展しているということだ。いくつかの例を挙げよう。

 米オハイオ州クリーブランドに本社を構えるイマラックスは、わずか幅2.7mmの検知器を持った医療診断器を開発する。食道や尿道などにこの検知器を入れて、ガンの診断などをする。小さな機器なので、痛みを伴わないで診断できる。実は、この技術はロシアで開発されたもの。それが米国で育ちつつあるのだ。

 韓国のアイメタルアイという会社は、電車などに搭載する「燃えない椅子」を開発した。この採用を早い段階で決めたのは、テロにあっても燃えない地下鉄を作ることが大事だと考えたロンドン地下鉄であるが、電車そのものはカナダの会社が製造している。

日本企業も開発参加する人工視覚、生分解性プラスチック原料

 IMIというスイスの会社は、人工視覚の技術を開発する。眼鏡に仕込んだデジタル・カメラで撮った画像を、ベルトにつけた小型コンピューターで処理し、その画像を網膜の上に張った薄い電極の列に無線で送り、色素性網膜症や加齢性黄斑症などで、失った視力を回復する。この技術はドイツ生まれのスイス育ちの状況なのだが、今後は日米の企業も資金または技術の面から開発に参加することになりそうだ。

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