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ニート、フリーター、そして女性

人材の「宝庫」を「倉庫」にするな

2006年5月11日(木)

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 このようなタイトルを見て不愉快に思う女性がいるかもしれません。しかし、ご心配はいりません。ニートとフリーターを悪く扱う内容ではありませんから。

 日本には30代で自分の会社を上場させた若い社長が七十数人もいます。僕はその彼らの大半と、知人や友人の関係にあります。意外かもしれませんが、彼らの多くはニートかフリーターの経験を持っています。

 実は僕も数カ月の準ニートをやりました。どこにも就職せず、アルバイトもしませんでした。就職した会社が倒産し、似たような会社にもう一度就職したくなかったからです。今のソフトブレーンを起業すべきかどうかを悩んでいたからです。何も悩まずに世間のお決まりコースを歩む人と、周りの非難を受けても自分の心に素直に問いかける人、どちらがより人間らしいでしょうか。

一時期の生き方に過ぎない

 ニートとフリーターは職業ではなく、人種でもなく、普通の人のある一時期の生き方に過ぎません。何も考えず「とにかく定職を持て」という人はたぶん定職だけで生きてきた人でしょう。「なぜ定職を持たなければならないか」の問いに、彼はきっとこう答えます。「俺はそうしてきたからだ」と。

 そういう人に限って「多様性だ」「変化だ」と言います。「多様性」とは、異質的なことを理解し認めることです。「変化」とは、やってきたことと違うことを学びやり遂げることです。ニートやフリーターは、社会の害虫のように扱う方は絶対に彼らのことを理解できません。明らかに自分が生きてきたスタイルを若者に求めています。

男性というより保守的な人の都合

 そこで女性の話に変わります。西京銀行では日本史上で初めて女性の副頭取が誕生しました。たくさんの女性支店長も誕生しました。りそな銀行でも同じような試みがあり、話題になりました。うれしい限りのチャレンジですが、話題になること自体が実は悲しいのです。

 日本の女性は決して先進国にふさわしい活躍をしていません。制度上の差別がなくても、運用上で差別があることは歴然としています。同期で入社したのに、なぜ女性の方がお茶を運ぶのでしょうか。成績が良いのに、なぜ女性が上司になりにくいのでしょうか。まず、なぜ女性が支店長になる銀行はこれだけ少ないのでしょうか。

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