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会議--会って分かち合う喜びの場

2006年6月8日(木)

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 ある日の夕方、知人を訪ねてビルのエレベーターに乗ると、恐らくそこのビルに入居している会社の若い社員たちが中にいました。その1人が同僚らしき人物に「朝から各部署で打ち合わせばかり。今からようやく仕事だよ」と嘆いていました。その話を聞きながら、私は知らぬ間に時計を見たところ、午後4時過ぎでした。

 先日、講演会で若手の聴講者が私に質問しました。「今朝の会社の会議は、5時間もかかりました。いったい、どうすればよろしいでしょうか」と。答えに窮してしまった私は「そういう会社なら、私は辞めますが…」と逃げました。

 「会議を減らすべきだ」というのは、今や共通の認識になりつつありますが、なぜか無駄な会議の“被害”は依然として減っていません。会議室から椅子を撤去するなどの奇抜なアイデアで努力している会社もありますが、早く終わったはずの会議が、そのまま喫煙時間になってしまうこともあるようです。

苦痛で減らしても意味はない

 会議を減らす策は、恐らく会議から見つけることは無理でしょう。高熱の原因を体温計では分からないのと同じです。今、自分の体温が41℃だと把握することは大切ですが、熱が出たからといって熱冷ましの薬を飲んだだけで、病気が根本的に治るわけではありません。

 会議の多さと長さは、組織の老齢化のバロメーターです。会議が多くて長い組織では、組織的活力が停滞すると考えて間違いないでしょう。会議の英語であるMeetingは、あえて言うまでもなく「会う」ことを指します。ミーティング(会議)の目的は、会うことによって結論を出し問題を解決することであり、決して議論そのものではないはずです。

 議論を聞くだけの人もいれば、議論をするだけの人もいます。これまでの決定の検証をし、次なる決定をメイキングするという作業を避けるから、会議を休憩の場にする人もいれば、何か起きた場合に「会議で報告済み」と言い訳ができるようにするために使う人もいます。

 これらは皆、意味を持たない会議と言えるでしょう。こうした不必要な会議を減らすのはどうすればいいのでしょうか。

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