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中国人が靖国神社に行きました

  • 宋 文洲

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2006年7月6日(木)

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 先日、中国人の僕は初めて靖国神社に行きました。ある著名な先生の勉強会の一員として数十名の塾生達と一緒に行きました。

 実は、僕は以前から靖国神社に行きたかったのです。いろいろなところでよく意見を求められているのに見たことがないため、意見が言えなかったからです。僕は自分の目で確かめないで聞いた話を信じるのは嫌な質です。

 僕は亡くなった人の霊を大切にする日本の文化が好きです。実は僕の出身地の山東省も似た風習があるからです。日本の神社も好きです。渋い色と落ち着いた雰囲気は、とても東洋的で死者の霊を慰める場所としてとても良いと思います。

「遊就館」を見学してびっくり

 しかし、靖国神社の「遊就館」を見学してびっくりしました。軍艦マーチが流れる中、戦車、大砲、潜水艦などの武器と共に各戦争の背景、経過を詳細に解説しています。戦時ニュースも流しています。戦士の勇敢さを讃える、おびただしい量の証拠品と写真を展示しています。神風特攻隊と人間魚雷の解説は、特に力が入っています。

 殺人の機械と血が付いた軍服の横に「軍神」、「***を屠る」との新聞記事を陳列し、政治的な戦争解説を加えるところは、とても宗教の場所としてふさわしいとは思えません。とにかく僕はすっかりその戦争の迫力に圧倒されてしまい、とても死者の霊を慰めるような気分になれませんでした。

コメント203件コメント/レビュー

25歳くらいのときに、たまたま靖国神社にもその隣の博物館にも言ったことがあります。肯定も否定的な意味もなく単なる博物館だと思いましたよ。もっと歴史を勉強すれば、日本人の立場や中国人の立場でどう思うかを、気づくことができると思いますが、今の私の知識では、見たままのことしか感じなかったです。戦国時代の武士どおしの戦争の展示と同じ感覚でした。(2009/05/09)

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25歳くらいのときに、たまたま靖国神社にもその隣の博物館にも言ったことがあります。肯定も否定的な意味もなく単なる博物館だと思いましたよ。もっと歴史を勉強すれば、日本人の立場や中国人の立場でどう思うかを、気づくことができると思いますが、今の私の知識では、見たままのことしか感じなかったです。戦国時代の武士どおしの戦争の展示と同じ感覚でした。(2009/05/09)

日本や中国、韓国、北朝鮮も誰かに操られて政治的に相手を憎しみ合う。われらにとって本当の敵はだれなのか。靖国の右傾化や中国の戦争博物館や韓国の親日財産没収などアジアの分断が図られているように思う。(2007/05/05)

私は旅先でも神社に行ったら参拝して手を合わせるのが当然、という感覚は持っているのですが、靖国神社を訪れた時だけはどうしても「参拝」できませんでした。本来の神道のあり方から外れているのではないか、英霊を「神」として崇めることが正しいことなのか、という疑問があったからです。私も宗教施設を名乗るならやってはいけないことはあると思います。靖国神社は日本古来の神道とは相容れない存在ではないか。そんな気さえするのです。講話の話をコラムで読んで、靖国神社の組織としての体質には大変な問題があるように思われました。「伝統的な神道に則った」神社である、ことは大嘘だと思います。こうした靖国神社の「正体」を、日本人はもっと知るべきだと思います。(2007/04/27)

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