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成功者が社会で果たすべき責任

ウォーレン・バフェット氏が思い出させてくれた米国の伝統

  • 神谷 秀樹

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2006年8月1日(火)

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 このところ、米国では成功者たちの生き方をテーマにした報道が増えている。言うまでもなく、そのきっかけとなったのは、米投資会社バークシャー・ハザウェイを率いるウォーレン・バフェット氏が、ビル・ゲイツ・マイクロソフト会長の財団であるビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団に約300億ドルの個人資産を寄付すると発表したことだ。その前に、ゲイツ会長も2年後にはマイクロソフトの仕事を離れ、財団の仕事に専念すると宣言した。

ITブームの頃に跋扈(ばっこ)したミーイズム

 米国社会には、事業に成功した人は、特権階級的に振る舞うのではなく、社会でもリーダーシップを発揮しなければいけないという、暗黙かつ伝統的なルールがあった。教会を中心とする慈善活動も、企業が主体となるフィランソロフィーも盛んである。

 しかし、いわゆるIT(情報技術)ブームなどが起こった後、こうした伝統が継承されず、金持ちが自己中心的に振る舞う「ミーイズム」が跋扈し、伝統的な価値観を継承するサインレントマジョリティーの人々は顔をしかめていた。ゲイツ夫妻とバフェット氏が、親友らしく連携し、改めて米国社会に範を示してくれたことは素晴らしいことであり、多くの人々が彼らに学ぶだろう。

 今から33年前になるが、大学3年の時に私は初めて米国に来た。ジム平井という親戚が第2次大戦前に米国に移民し、サンフランシスコで事業を営み成功していた。ジムを訪ねた時、彼が会長をしている「オプティミスト・クラブ」の会合に連れて行ってもらったが、これは成功者たちの集まりで、その日の催しは市の消防士を招き、日頃の苦労に謝意を表すというものだった。私はこの会合に招かれて、米国の伝統である「成功者が社会で果たすべき責任」というものを教えてもらった。

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