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第2回 「マクドナルドに対抗する自信と勇気が出てきた」

ロッテリアで社員の意識を改革する

  • 杉山 泰一

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2006年8月24日(木)

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 リヴァンプはいかにして再生企業の社員のやる気を高めているのか――。連載の第2回では、リヴァンプが再生支援をしているロッテリアの現場の様子を伝える。

 ロッテリアはハンバーガー業界3位ながら、何年にもわたって業績が低迷。日本マクドナルドが10年ほど前に仕掛けた低価格戦略に真っ向から挑み続け、現場は疲弊していた。そんな同社の幹部や中堅社員と一緒になってリヴァンプが再生計画を練り上げたのが、昨年10月から12月。計画に基づき今年1月から本格的な再生支援活動をスタートさせている。(文中敬称略)

「本当の再生をしてみたくなった」

ロッテリア
昨年10月にロッテリア社長に就任したリヴァンプの篠崎真吾パートナー(中央)。左はロッテリアの中松亨・営業本部西日本営業部課長、右は長元恒・商品本部プロモーションチームチームリーダー

 「これまで会計士として事業再生ビジネスに携わっていたのですが、『何か違う。銀行に債権を放棄してもらったり資産を売ったりしてバランスシートをきれいにしても、結局2~3年でバタン。本当の再生をしてみたい』って思うようになってたんです。そんな時、知人に紹介されて澤田に会って話をしたら、自分のやりたいことにバチンとはまった。隣の部屋にいた玉塚も加わって、1~2時間も話し込んでしまった。翌々週にはロッテリア本社にいましたよ」

 過去5年の間に十数億円の赤字決算を2度記録したロッテリア。同社で再生支援の指揮を執る篠崎真吾は、澤田や玉塚の企業再生への思いと人柄に惚れ込んだ。

 篠崎はリヴァンプのパートナーという肩書きを持つが、ロッテリア社長としてほぼ毎日24時間を過ごす。「リヴァンプの社員は給料制なんですが、みんなほぼ例外なく前職よりも給料が大幅に下がってる。こいつらアホやないのと(笑)。約30人の全社員が集って丹沢の山荘で酒を飲みながら合宿したのですが、みんな見事に同じ温度感を持ってましたよ」と、篠崎は満面の笑みで語る。

創業者の2人の熱い思いに惚れ込む

 東京都渋谷区にあるロッテリアの本社ビルに足を踏み入れても、重苦しい雰囲気はみじんも感じられない。1階のロビースペースも、本社スタッフ約100人が一堂に会する本部フロアも、活気に満ちた表情の人々が行き交う。リヴァンプは再生支援を機に、東京都新宿区のロッテ本社の複数フロアに分散していたロッテリアの本部スタッフを1カ所に集めた。フロア中央に篠崎のデスクがあり、部内を一瞥できる。非常に風通しの良い印象を受ける。

 リヴァンプは社員を元気にする仕掛けをいろいろ用意しているが、何より特徴的なのは、創業者の澤田と玉塚の存在だ。2人とも49歳、44歳と若いが、社長や副社長として「ユニクロ」を飛躍させた実績を持つ。人並み以上に気力も体力も充実し、「彼らと同じだけ働いたら、普通の人は続かないでしょうね」と苦笑する業界関係者がいるくらいだ。

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