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回復が不十分な社員の復帰とリハビリ勤務の取り扱い【前編】

半日勤務からの職場復帰はできるのか?

  • 長倉 竜士,亀田高志

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2006年8月28日(月)

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 最近企業内で大きな問題として取り上げられている社員のメンタルヘルスについて、産業医と弁護士がそれぞれの立場でアドバイスをする。毎回、事例に基づいた相談内容を、管理者向けに解説する。前編は産業医のアドバイス。


 電子機器部品工場の製造課長をしているSと言います。部下のYについての相談です。

 Yは大学卒業後に入社し、生産管理担当者として約10年の経験があります。責任感が強く、後輩の指導にも熱心でしたので、今年の春に係長に昇進させました。ところが、その後、1カ月位経った頃から体調不良を訴えるようになり、仕事にも集中できないと言うようになりました。私はYには、体調のことなので、産業医に相談するよう勧め、面談をしてくれた産業医からは、「うつ状態の可能性があり、専門医の受診が必要で、しばらくの間、休養が必要かもしれない」と言われました。Yはすぐに産業医に紹介状を書いてもらい、近くのメンタルクリニックを受診しました。

 メンタルクリニックの主治医から療養を要する旨の診断書が出て、Yは自宅療養に入り、約2カ月経ちました。先日、「クリニックの主治医から『軽作業で半日勤務なら復帰可能と思われる』という診断書が出たので、来週から復帰したい」とYから電話で連絡がありました。私の上司の製造部長Bに報告したところ、「この会社には、病気を理由にした半日勤務という制度はないし、仕事にならんだろう」と言われました。産業医に聞いたところでは「会社が許せば、リハビリ的に半日勤務ができればよいとは思う。ただ、まともな業務負荷はかけられないかもしれない」との見解でした。

 実はB部長と私は親会社からの出向で、親会社には半日勤務も一定期間ならできる「リハビリ勤務制度」があります。親会社から出向してくる前に、当時の同僚がうつ状態になったことがあって知ったのですが、社員が療養した後、復帰する際に半日くらいから、段階的に勤務時間を延ばしてゆくという制度があったのです。

 子会社である当社にはそのような制度は無く、Yは所謂、プロパー社員ですから、「リハビリ勤務制度」は適用されないのです。会社が半日での勤務を許可する制度がなく、一方で、半日でも復帰したい意向があって、その内容を支持する主治医の診断書も出ている状況で、復帰の意思のあるYに対して、どのような対応が適切でしょうか。アドバイスをお願いします。

------「産業医からのアドバイス」は次ページへ

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