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【アンケート結果】できるリーダーは「自分と話す」

「働く部長」をどう育てるか

  • 小林 暢子

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2006年9月1日(金)

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具体的な研修の内容
●図1 具体的な研修の内容は?

 「次世代リーダー育成プログラムが『ミニMBA(経営学修士)コース』になっている」

 こう嘆くのは、トーマツ コンサルティングの浜田健二パートナー。「企業の次世代を担うミドルへの教育が知識やスキルの詰め込みに終始して、リーダーシップが培われていない」と警告を発します。

 社会経済生産性本部が2005年8月に実施した「将来の経営幹部育成に向けた選抜人材教育に関する調査」では、「選抜人材教育で重視する内容」として、「経営戦略・マーケティング、財務、組織などマネジメントに関する知識」を挙げた回答が76.6%に上ったのに対し、「組織の進む方向やビジョンを描く構想力」は36.9%、「率先して問題解決ができる実践力、課題解決力」は24.3%にとどまっています。

 日経情報ストラテジーが、NBオンライン上で2006年7月に実施した「『働く部長を育てる』アンケート(有効回答数は60件)」でも、部長や課長などいわゆるミドル層に対する教育研修の内容として、最も多かったのは「担当業務に関する専門的な知識を身に付けるもの」であり、やはり知識習得に主眼を置いている実情が見て取れます(図1)。

リーダーに必要な「気づき」をいかに生み出すか

 トーマツの浜田パートナーは「リーダーが自覚を持って課題解決を行うには、深い気づきが必要」と話します。「仕事や会社への思いを喚起することで、本来持っている自分の中の強い力を引き出せる」。

 こうした「気づき」は仕事の修羅場や上司、部下との深いかかわりから生まれることが多いのですが、もう1つ有効なのが「コーチング」です。

 コーチとの対話を通じて自分を見つめ直し、仕事のビジョンを構築し、困難な課題に立ち向かう気力を醸成する。ミドル層がコーチングを受けることでこんな効果も期待できます。上から押しつけられた目標をそのまま受け入れるのではなく、自分の中で消化し、自分が定めたミッションとして再構築するからこそ、達成への動機も高まります。

具体的な研修の内容
●図2 自己変革を促す教育研修の有効性について

 近年注目が高まってきたコーチングですが、日本ではまだプロのコーチの数も少なく、コストも高いため、今回のアンケートでもコーチングを導入している例は少数にとどまります(図1)。「自己変革に効果がある」と考える人は多いものの(図2)、経営トップはともかく、なかなかミドルの教育にまでコーチングを適用していないのが実情です。

自分の心を「見える化」するツール

 しかし、中には積極的にコーチングを活用し、仕事に役立てているミドルもいます。その一例がオムロンソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネスカンパニーでICカード・モバイルソリューション事業推進室長を務める竹林一さん。駅の改札と携帯電話への情報配信をリンクさせた「グーパス」など、ユニークな新規事業の立ち上げにリーダーとして携わってきた竹林さんですが、新しいプロジェクトに配置されると、コーチの小和田有見さんとコーチングのセッションを持ちます。

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