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9.11テロから5年 忘れ得ぬオランダからの贈り物

  • 酒井 耕一

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2006年9月7日(木)

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 米ニューヨークとワシントンを襲った9月11日のテロ事件の5周年がやって来る。

 最近では当日の世界貿易センターの様子や、航空機の乗客を描いた映画がそれぞれ封切られるなど5年という時間の経過を感じさせる現象も出てきた。

 ニューヨークに駐在していた当時を思い起こすと、テロ当日は人ごみの中を歩いて帰宅したことを覚えている。避難する大勢の人波とぶつかって、ケガをしたり、揉め事になったりしないようにと気をつけていた。

 夢中だった当日に比べて、テロの悲惨さの実感は、むしろ次の日からやって来た。

 倒壊したビル跡地や、テロ警報が続くニューヨーク市内の様子をテレビ局が各地点から生中継する。

グランドセントラル駅に並ぶビラ

 その画面に行方不明者の写真を掲げた関係者の姿が目立つようになった。視聴者から何らかの情報が入ればという切実な思いからなのだろう。昼から夜までひたすら立ちっぱなしの人が何度もテレビに映って胸が痛んだ。

 街を歩く人から笑顔は消え、街角に大量の行方不明者のビラが張られる。

 笑顔の写真に年齢や職業、テロ当時にいたと思われる場所、そして連絡先。1枚の紙から行方不明者を探す家族や友人の必死の思いが伝わってくる。人通りの多い通勤の拠点「グランドセントラル駅」はまさにビラの集積地となった。

 その中には日本人行方不明者の紙もある。会社内で撮ったと思われるネクタイ姿の写真、旅行先で撮ったと思われるTシャツ姿の写真。やはり日本人の写真には自然と目が行く。中にはたまたま出張中で事件に巻き込まれた方の写真もある。「どこかの病院で見つかればいいな」と思わずにはいられなかった。テロから数日しても、街には早朝から深夜まで警察や消防のサイレンの音が流れる。そのたびに「誰かが見つかったのならいいな」と思ったものだ。

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