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「マザー・テレサ型」企業が
デジタル時代の中核を握る

  • 寺山 正一

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2006年9月13日(水)

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 デジタル時代にヒット商品を生み出す秘訣とかけて「マザー・テレサの精神」と解く。その心は「無償の奉仕が周りに幸せをもたらしてくれる」。

 先週9月7~8日の2日間にわたって開催された「2006東京国際デジタル会議」の席上で、聴衆の皆様に冒頭の謎掛けを行った。

 突き詰めて考えれば齟齬が生じてくるのは承知のうえで、自分の頭を整理するためにも、あえて簡単なキーワードをひねり出してみたのである。

囲い込みより開放、有償より無償

 米アップルコンピュータの「iPod」は、なぜ携帯音楽プレーヤーの老舗だったソニーの「ウォークマン」を短期間で逆転し、デジタル音楽プレーヤーの代名詞にまで上り詰めたのか。

 ヤフーやグーグルは、ニュースや天気予報、動画などのコンテンツを握っている新聞社やテレビ局、衛星写真の画像や地図の図版を持っている著作権者を差し置いて、なぜ膨大な顧客を集める力を持っているのか。

 アップルとソニー、グーグルとテレビ局、この両者を対比してみると、2つの相違点が浮き彫りになってくる。「囲い込みと開放」「有償と無償」の2点がそれだ。

 少なくともiPodの黎明期には、アップルとソニーの違いは音質や機能性ではなくて、ネットの開放性をどこまで受け入れるのか、という「囲い込み戦略」の有無にあった。

 グーグルや「YouTube」とテレビ局を隔てる壁が、コンテンツの著作権を内側に抱え込もうと試みる「囲い込み戦略」の有無にあることは、改めて指摘するまでもない。

 そして、もう1つ大切なことがある。

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三品 和広 神戸大学教授