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【アンケート結果】失敗プロジェクトは「目標や成功基準が不透明」

  • 井上 健太郎

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2006年11月2日(木)

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 本欄で9月下旬に実施した、「プロジェクトの成功と失敗を分けるもの」に関するアンケートの結果がまとまりました(回答数85)。

図1

 まず、「プロジェクトの成功の阻害要因として直面したことのある課題は以下のどれですか。参加経験を踏まえてお答えください」。11項目の選択肢からいくつでも選択可能とした問いです。この質問に対しての最多回答は、「目標や成功基準が不透明」でした。この設問の回答者83人中、63%に当たる52人が選択しました(図1)。

 以下、多かった順に挙げると、
「プロジェクトのオーナー(経営者など)のバックアップが不十分」(53%、44人)
「チームの人選や編成が不適切」(52%、43人)
「参加者相互のコミュニケーション不足」(43%、36人)
「リーダーのコミュニケーション不足」(42%、35人)
でした。

 このほか阻害要因に関する自由回答では、「プロジェクト推進には直接関係しない、多くの評論家が存在すること。成功すれば『俺がやった』と言い、失敗すれば『俺はやめろと言った』と言う人々がいる」といった風土的な問題を指摘する声や、「本務と兼務が複合で優先順位付けの責任者が不明。本務上司と兼務のプロジェクト上司の錯綜」といったマネジメント面の問題を指摘する声もありました。

プロジェクトの多くは目標や成功基準が不透明

 「指摘された課題(阻害要因)を解決するうえで必要な対策は、以下のどれでしょうか」。この問いは7つの選択肢を示しいくつでも選択可能としています。

図2

 最多回答は「目標と成功基準の明確化を丹念に行う」で、有効回答数83のうち71%に当たる59人が選択しました。先の設問で阻害要因に「目標や成功基準が不透明」を挙げた人はもちろん、「人事評価が不適切でモチベーションが低い」「進ちょくが遅れた時の対処が不十分」「プロジェクトのオーナー(経営者など)のバックアップが不十分」といった回答をした人も選択しました。人事評価や進捗の基準の明確化、あるいはオーナーがバックアップすべきことの明確化といった観点からも、重視すべきと考える向きが多いようです(図2)。

 次に多かったのは、「リスク管理などに関する支援組織を作る」です。63%に当たる52人が選択しました。この対策を支持する回答者は、どのような阻害要因と関連づけているのでしょうか。最も関連性が高かったのは「リスク要因の検討が不十分」を挙げた回答者16人中15人がこの対策を挙げました。

 このほか「プロジェクトのオーナー(経営者など)のバックアップが不十分」を挙げた回答者44人中34人が、「進ちょくが遅れた時の対処が不十分」を挙げた回答者31人中23人が、「リーダーの体力や精神力が不十分」を挙げた回答者7人中5人が、「人事評価が不適切でモチベーションが低い」を挙げた23人中16人が回答しました。総じて、プロジェクト中のトラブル対応や、モチベーション不足からくる推進力不足などを補完する位置づけで重視していることが分かります。

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