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うつ状態で“休職満了直前の復職”の取り扱いは?【後編】

弁護士からのアドバイス

  • 前田 陽司,田中 亨子

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2006年12月4日(月)

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 「うつ状態」で長期の休みを繰り返している28歳社員。就業規則による休職満了期日まであと10日と迫り、復職を許可したが、不調。こんど休職にするとすぐに退職となるが、何かよい手立てはないか。

 相談内容の詳細は前編をご参照ください。>>

 Kさんは、うつ状態であることを理由に、半年から2年弱の休職を4回も繰り返しています。就業規則で認められた休職期間は24カ月ですから、Kさんは、いずれの場合も、休職期間の満了前に復職しているようです。現在は4回目の復職をしたものの、遅刻・早退を繰り返し、2週間で3日しか通常勤務ができていない状態のようです。

 Kさんがこのような状態である以上、会社としては、Kさんの解雇・退職を検討すべき時期にきていると言わざるをえません。そこで、本稿では、Kさんの解雇・退職について説明することにします。この点、最も望ましい方法は、産業医からのアドバイスにもあるように、Kさんと話し合い、Kさん自身も勤務継続が無理だと納得したうえで、自主退職することです。しかし、Kさんが自主退職に応じない可能性も高く、その場合は、やむをえず解雇を検討しなければなりません。

休職期間の満了を理由に解雇することはできる?

 会社は、一般に、休職期間満了となった時点で復職不可能であれば、その従業員を解雇することができます。しかし、Kさんは、休職期間の満了から10日前に復職しています。会社としては、再度Kさんを休職扱いとして、10日間が経過したのち、休職期間の満了を理由にKさんを解雇したいところです。そのためには、復職前の休職期間と再度の休職の期間を積算することが必要ですが、それは可能なのでしょうか。

 休職期間を積算することは、従業員にとって不利な事柄ですから、原則として、就業規則等に規定されていることが必要です。具体的には、“休職期間内に復職した者が、復職した日から○カ月以内に再び同一疾病により欠勤を繰り返した場合には、その欠勤日数を休職期間に通算し、休職期間の中断を認めない”などの規定です。

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