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厚労相の機械的発想に異議あり

2007年2月1日(木)

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 柳澤伯夫厚生労働大臣が女性を「子供を産む機械」とする発言が波紋を呼んでいます。少子化対策の総責任者の発想というものは、いかに人の心を無視した機械的なものかをあらわにしたと思います。そして言葉こそきちんとしていますが、人口減を女性のせいにするおじさんがいまだにいることも明らかにしました。

 以前もこのコラムで申し上げましたが、人口の増減は一人ひとりの市民が体をもって投票した結果です。自然に生まれてくる一人ひとりが幸せになる社会作りが本質であり、女性の社会地位の向上、男性のサービス残業などの具体論に取り組むべきです。

子供を生まないのは女性の責任か

 知人の奥さんは2人目のお子さんが欲しくても、旦那さんはなかなか協力してくれません。困った彼女は姑に「旦那が夜の務めをするように」と懇願しました。排卵日を狙った奥さんの一方的な努力が実り可愛い2人目の男の子が誕生しました。

 不妊のご夫婦も知っています。2年間も奥さんに不妊治療させて何も変わらないため、医者の再三の進言に旦那さんがやっと検査を受けましたが、やっぱり精子の活性化が足りないことが分かりました。2年間も奥さんに痛い思いをさせてきただけではなく、貴重な育児時間は取り戻せません。

 子供はなぜ生まれるのでしょうか。それはまず太古から変わらない男女の営みがあるからです。日本の成人達の年間セックス回数は、世界的に見ても少ないことがある調査で分かりました。昔の調査データがあるか分からないのですが、恐らく回数が減ったのは戦後からだと思います。

重圧下の男性は子沢山を望むか

 子供を生まないのは、少なくとも女性だけの問題ではありません。男性を含む社会全体の問題です。自分の経験を言うとお恥ずかしいですが、心配事が多い時はやっぱり性欲がなくなります。11時まで残業した日はセックスする気力はないです。仕事の重圧がある時、やっぱり子供のことを後回しにしてしまいます。

 大手広告会社に勤める知人の奥さんから聞きましたが、その知人は仕事のプレッシャーがある時は、何度も寝返りをうつそうです。2人の間に子供ができたのは、知人が40歳に近づき、仕事に少し余裕ができた昨年でした。

 日本の企業社会は本当に空気が重いと僕は思います。上司の問題とか、経営者の問題とか、働くスタイルの問題とか、いろいろな見解がありますが、今日はそれを議論しませんが、1つだけ明確な解決方法を提案します。

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