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「ネクスト」、不動産情報サービスで業界トップに

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2007年3月2日(金)

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 日本全国の不動産情報が集まり、希望地域の賃貸物件や販売物件を無料で探すことができると評判のオンラインサービス「HOME'S」。情報を提供する不動産業者は約7400社、掲載物件は賃貸と販売を合わせて100万件(うち賃貸が8割)、月間ページビュー(PV)は1億ページを超える、日本最大級の不動産ポータルサイトになった(2007年1月度実績)。

 サイトを運営するネクストの井上高志社長が、大手の不動産仲介会社がしのぎを削る不動産情報サービスの分野に挑戦するために会社を立ち上げたのは1997年。設立当初、資金力でも組織力でも大手にははるかに及ばずに厳しい戦いを強いられたが、井上社長は持ち前のアイデアと行動力で立ちはだかる壁を突破していった。そして2006年10月、ネクストは東証マザーズに上場を果たした。

お客様の立場で考える不動産営業が原点

図版

ネクストの井上高志社長(写真:乾芳江)

 井上社長がネクストを立ち上げたきっかけは、新卒で就職した不動産会社で経験した、不動産営業の常識に対する疑問だった。「不動産会社の営業は自社の取り扱い物件しか紹介しないため、家を探しているお客様に十分な情報が提供できない。それではお客様に納得してもらえるサービスができないと思ったのです」。

 そこで、他社の取り扱い物件の中からも探して紹介したが、他社の物件だと当然ながら成約しても会社の売り上げにならない。そのため、上司から「お前はどこから給料をもらっているんだ」と怒られたという。そうしたことをきっかけに、井上社長は「家を探している人が、たくさんの情報の中から、自分が満足できる物件を探すことができるような情報インフラが作れないか」と考えるようになった。

 1990年代の初め頃は、個人で不動産の情報提供システムを作ることなど考えられなかった。だが、その後のインターネットの急速な進化により、このアイデアを実現する環境が整うようになった。そして97年に「HOME'S」を開始。物件情報を提供する不動産業者に加盟店になってもらい、入会金と掲載物件の数に応じた料金を取って収益を上げるというビジネスモデルだった。

辞任覚悟で実行した加盟店倍増計画

 利用者の役に立つサービスにするためには、何より不動産情報が多くなくてはならない。井上社長は日本全国の不動産業者に電話をひたすらかけ続け、アポイントを取って説明に出かける“ドブ板営業”を開始した。しかし、掲載料を払ってまで物件情報を出そうという業者はなかなか見つからなかった。

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