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都市再構築の起爆剤になる富山ライトレール

財政破綻都市と富山市を分け隔てるもの

  • 鶴岡 弘之

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2007年2月28日(水)

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この記事は、テキストと動画の組み合わせで多角的にお届けします。動画は、富山ライトレールの導入と運営にかかわったキーパーソンへのインタビューを収録した約10分間の「スペシャル番組」です。テキスト記事と併せて、ぜひ動画をご覧ください。 (日経ビジネスオンライン)

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 富山ライトレールの視察に富山市を訪れた全国の自治体関係者は、既に1000人以上に上る。公共交通を軸として都市を再構築しようとする富山市の手法に、今、全国の自治体は熱い視線を注いでいる。

 富山ライトレールは、富山市内で富山駅北駅と岩瀬浜駅を結ぶ約7.6キロの路面電車だ。JR西日本が運行していた富山港線を富山市が引き受け、路線の一部を路面電車化し、2006年4月に開業した。車両の愛称は「ポートラム」。全車両に低床車両を導入した次世代型路面電車、いわゆるLRT(Light Rail Transit)の、日本で初めての本格的な運行である。

 富山港線から富山ライトレールに生まれ変わったことで、利用者数は大幅に増加した。2006年10月に国土交通省と富山市が実施した調査では、富山ライトレールの利用者数は平日で約5000人、休日は約5600人だった。富山ライトレールに切り替わる前のJR時代は、平日で約2300人、休日で約1000人だった。利用者数は平日で2倍以上、休日で5倍以上に膨れ上がったことになる。2006年11月9日には、開業以来の乗客数が100万人を突破した。会社の予想よりも3カ月早い達成だった。

 利用者の中で特に大きく増えたのが、60代以上の高齢者である。平日でJR時代の3倍以上、休日では7倍以上の高齢者が利用するようになった。「買い物や通院に利用するだけでなく、単にポートラムに乗りたいという人もいる。閉じこもりがちな高齢者に外出機会を与えるという大きな効果を上げている」(森雅志・富山市長、富山ライトレール社長)。

中心市街地が空洞化していた富山市

図版
富山市の中心市街地を走るポートラム

 富山市がLRTを導入する直接的なきっかけとなったのは、2014年をめどに開業するJR北陸新幹線の建設に伴い、富山駅付近を高架化する事業(連続立体交差事業)が決まったことだった。

 新しく建設する北陸新幹線とともに、JR北陸本線、JR高山本線、富山地方鉄道本線などの在来線を高架化するという計画である。一方で、富山港線を高架化するかどうかが問題になった。富山港線は利用者がどんどん減り続けていたからだ。富山港線の利用者は、1988年当時は1日当たり約6500人だったが、2004年には半分以下の約3100人にまで減少していた。利用者の減少に歯止めがかからない路線の高架化に多額の投資をすることは、大きな問題だった。

コメント1件コメント/レビュー

市民参加の姿と軌跡を具体的に描いてほしかった。行政は具体的にどのような仕組みを作ったのであろうか、そしてどの様に活用されたのか。市民からの具体的な発想はあったのか。など(2007/03/04)

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