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どうなる三洋、ビクター、カギ握る投資家が講演

  • 酒井 耕一

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2007年4月11日(水)

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 野中ともよ会長や創業家の経営陣が退陣した三洋電機(6764)。投資ファンドへの売却についての交渉が始まった日本ビクター(6792)。

 日本の電機業界の有名2社の行方に注目が集まる中で、先ごろ都内で開かれた金融セミナーにカギを握る投資家が登場した。

 米大手投資銀行、ゴールドマン・サックス(GS)の投資部門責任者、アンクル・サフー氏と、米大手買収ファンドTPG(旧テキサス・パシフィック・グループ)代表の津坂純氏だ。

 GSは三洋の大株主で、日本語も流暢なサフー氏は経営再建にかかわっている。一方、米国帰りの津坂氏は日本ビクターと買収に向けての独占交渉権利を得て、ビクターの親会社である松下電器産業と最終交渉を続ける。

三洋電機のロゴをバックに講演が始まった

 三洋電機のロゴを映した大型スクリーンを背にサフー氏の話は始まった。これまで公の前に姿を出したことはあまりない。サフー氏は三洋案件に直接は触れなかったものの、「銀行や従業員、世論などステークホルダー(利害関係者)のバランスを取った投資をする」とGSの投資姿勢を語った。

 既に投資したユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を例に出して、長期的な姿勢で臨むことを強調した。

 三洋の再建にこれが当てはまるのかどうか、注目される。

 意外に知られていないが、GSの三洋への投資資金は、米国で外部の投資家から集めたファンドの「GSキャピタルパートナーズ」から出ている。パートナーズは長期運用をする代わりに年率30%とも言われる高いリターンを出す方針を持つ。

 一方で、GSは三洋株を時価よりかなり低い70円で取得している(優先株)。そのため徐々に売りに出して儲けを確定させるのではという見方もある。

利益は既に確定?

 GSは2003年に三井住友銀行の優先株を取得した。売却はしていないが、含み益が出ている。また「トリガー」と呼ばれる契約で、ヘッジファンドなどと取得時より高い価格で譲渡契約を結んでいるとされる。

コメント1件コメント/レビュー

『商社』というシステムは日本にしかないと聞いたことがあります。資源のない日本が海外に求める姿勢は必然ゆえのシステムかと思います。海外投資ファンドが日本の老舗電機メーカーを買いに入る姿勢は時代の流れを感じさせるともに、かつて、外国に何かを求めた日本との類似性も感じさせます。素人目には、そんな想像を「う~ん」と感じさせるコラムでした。次回は最近の円安傾向についても副編集長のお話をお聞きしたいです。(2007/04/11)

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『商社』というシステムは日本にしかないと聞いたことがあります。資源のない日本が海外に求める姿勢は必然ゆえのシステムかと思います。海外投資ファンドが日本の老舗電機メーカーを買いに入る姿勢は時代の流れを感じさせるともに、かつて、外国に何かを求めた日本との類似性も感じさせます。素人目には、そんな想像を「う~ん」と感じさせるコラムでした。次回は最近の円安傾向についても副編集長のお話をお聞きしたいです。(2007/04/11)

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