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米株主総会シーズン、スティールが各地で物言い

  • 酒井 耕一

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2007年4月23日(月)

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 サッポロホールディングス(2501)への買収提案で一気に注目を浴びる米スティールパートナーズ。3月のサッポロの株主総会では「買収防止策導入」に反対提案をしたが、通らなかった。

 サッポロの行方はまだ分からないが、同ファンドの経営者、ウォーレン・リヒテンシュタイン氏の目は今、日本より米国に向いているかもしれない。

 というのも米国は4月から5月にかけて株主総会のシーズン。運用総額が1兆円とも言われるスティールが、米国で投資する会社も次々と総会を開いている。

 3月28日に総会を開いたのが、防衛大手のゲンコープ。この会社にもスティールは投資をしており、取締役改革を訴えてきた。

スティールの投資先は防衛からアダルト産業まで

 総会ではスティールの提案を受けた動きはなかったようだが、しかしゲンコープは、2月に会長職とCEO(最高経営経営者)職を分離して、別々の人物を当てた。その前にも取締役の期間を見直すなど間接的にだが、スティールの要求を反映する動きもある。

 スティールの狙いは、経営権とも、不動産処分とも、高値での売り抜けなどとも言われ、実際のところはまだ明確ではない。長く関わっている投資先だけに、今後の動きに注目だ。

 5月2日に総会を開くのが、産業機器メーカーのエンプロ・インダストリーズ。スティールはここの最大株主となっている。だが、最近は少しずつ株を売っており、次にどう動くかで、投資目的が明確になりそうだ。

 防衛や産業機器に限らず、スティールの投資先は幅広い。純投資目的だけでなく、買収提案にも広がる。

 一例が、米アダルト娯楽企業の大株主(15%保有)となり、買収提案をしていること。

 投資先は、米ナスダックに上場するニューフロンティア・メディア。アダルト娯楽と言えば、「プレイボーイチャンネル」が知られているが、ニューフロンティアは既に契約チャンネルや番組数などでプレイボーイを上回り、全米1位のポルノ放送となっている。

 スティールは2005年から着々とニューフロンティア株を買い集め、2006年8月に取締役会で「MBO(経営陣による企業買収)を手伝う。株は割高で買う」と突然、提案した。

 経営陣との話し合いはあったようだが、新展開はない。水面下での動きが続いている。

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