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『本気で取り組むダイバーシティー』

論客3人が語る 女性活用の課題と展望

  • 吉田 育代

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2007年6月14日(木)

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 午後のトラック「働き方」では、15時50分~17時10分までパネルディスカッション「本気で取り組むダイバーシティー」を開催した。パネリストは、日本IBM技術顧問・NPO法人J-Win理事長の内永ゆか子氏、タレント・エッセイストの遙洋子氏、そしてフリーランスライター白河桃子氏の3人だ。

 ダイバーシティーとは、多様性、相違という意味合いを持つ。米国企業でダイバーシティーマネジメントといえば、人種、性別、年齢にこだわらず多様な人材の登用が組織を活性化する、という人材活用戦略の1つである。
 
 ただ、日本では女性登用がその最初の一歩として位置づけられている。女性活用推進室などの部署を開設した企業もあるが、取り組みは必ずしも順風満帆とも言えないようだ(参考記事はこちら)。
 
 女性活用推進、またはダイバーシティーは進んでいないのか。阻害要因があるとしたら、何なのか。最初に司会が、「ダイバーシティーは、組織のあり方を根本から変革すること。企業がこうした変化を前向きにとらえられないのが、原因ではないか」と問題提起した。

右卓左より内永ゆか子氏、遙洋子氏、白河桃子氏。司会は、開発部プロデューサー=大塚 葉

右卓左より内永ゆか子氏、遙洋子氏、白河桃子氏。司会は、開発部プロデューサー=大塚 葉

 これを受け、「変わることを躊躇する企業」に警鐘を鳴らしたのは内永氏だ。「物事の進むスピードが速くなった現在は、今日地球の裏側で起こったことが明日には自社のビジネスに影響が出る時代です。変化に対応せずに生き残れる組織などありません」と内永氏は言う。
 
 「生物の世界でも、今まで生き残ってきたのは強い力を持つ種ではなくて、変化に対応することができた種です。生き残りたければ、変化するしかないのです」
 
 海外経験の豊富な白河氏も、こう補足する。「変化を拒む人は、今いい思いをしている人だと思います。私も数年インドネシアに在住しましたが、紛争の根本は、政権の中枢層が既得権益を手放そうとしないことでした。こういう状態は、国力を大きく落とします。今のままでいいと考えていたら、日本は世界から取り残されてしまうでしょう」
 
 変化には反発があって当然だが、それを乗り越えられるかどうかはリーダーにかかっている、と指摘するのは遙氏だ。ユニークな視点で書かれた遙氏のエッセイ「遙洋子の『男の勘違い、女のすれ違い』」には賛否両論のコメントが寄せられるが、「面白い、と応援してくれるのは一流企業のトップの方が多いですね」と遙さんは言う。
 
 「何をもって変革と考えるか。同じメンバーであれこれ考えても、結局は枠から出られない。斬新な意見は、枠の外から来るものです。それを迎え入れられるか、異論に耳を傾けられるトップがいるかどうかが、その企業の命運を左右するポイントとなるでしょう」

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