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クリエイター集団を組織化、アキバ系ニーズに応える「テラネッツ」

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2007年6月25日(月)

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 イラストレーターやシナリオライター、声優、ミュージシャン、写真家など、様々な分野から約3000人ものクリエイターを集め、「OMC」(オーダーメイドCOM)と名づけて組織化したテラネッツ。アニメやゲームといった、いわゆる「オタク系」「アキバ系」と呼ばれる分野に特化して、彼らを売り込む「クリエイターマネジメント」という業態を初めて確立した。

図版

岡田圭治(おかだ・けいじ)社長
1973年生まれ。96年9月光通信入社。99年12月デジタルコミュニケーションズ入社。2001年1月マンモスネット取締役。2004年4月ファイブユニー入社。 2005年12月テラネッツ代表取締役就任
(写真:乾芳江)

 個性的で実力はあるものの、営業力や才能を発揮できる場所が少なかったクリエイターたちのエージェントとして、企業のデジタルコンテンツ向けデザイン全般を受注するまでになった。そして2007年2月、札幌証券取引所アンビシャス市場に上場した。

オンリーワンのキャラクターを個人に提供

 これまで、家庭用ゲームやインターネットゲームに登場するキャラクターは、ゲーム制作会社が用意した「既製品」が主流だった。だがここ数年、ユーザー自身がオリジナルのキャラクターを設定できるネットゲームが登場し、既製のキャラクターに飽き足らないユーザーの間で人気を集めている。またゲームのキャラクター以外にも、着せ替え可能な自画像「アバター」の普及によって、自分だけのキャラクターを求めるオンリーワン志向のユーザーが増加の傾向にある。

 “オタクの聖地”秋葉原に本社を構えるテラネッツは、こうした「自分だけのキャラクターを作ってほしい」というユーザーからの多様な注文に対応。同社が組織したクリエイター集団「OMC」の各メンバーが、個々のニーズに応えて1つずつ作り上げる仕組みを構築し、ユーザーの心をがっちりとつかんだ。

 「OMC」のクリエイターへ仕事を依頼する際には、同社のサイト上に一覧となっている約3000人の中から、自分の希望に合ったクリエイターを過去の作品を参考にして自由に選ぶ。もちろん、人気のあるクリエイターは注文が殺到するため、いつでも依頼できるとは限らない。代金はイラストの画像制作でおおむね1枚3000~5000円。その約半分がクリエイターに支払われる。コンスタントに月50万円以上稼ぐクリエイターも少なくないという。

 個人向けの注文に関しては、どのクリエイターも原則的に同じ請負金額に設定している。そのため、いかに効率よく業務をこなすかというスピードはもちろんだが、クリエイターがどれだけ稼げるかは、ユーザーからの発注量(人気度)にかかっている。

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