• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

三菱重工の風力発電事業、
瀬戸際から一気に形勢逆転へ

大型風車で世界と勝負

  • 鶴岡 弘之

バックナンバー

2007年7月31日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 この記事は、テキストと動画の組み合わせで多角的にお届けします。動画は、三菱重工業の高山栄太郎・風力発電事業ユニット長をはじめとするキーパーソンへのインタビュー、風車の映像などを収録した約7分間の「スペシャル番組」です。テキスト記事と併せて、ぜひ動画をご覧ください。

※動画再生をクリックしてもご覧になれない方、またはOSがMACの方はこちらから
(システム条件がWindows XP Service Pack 2 or Vista以降で、Quicktime7.2が必要です。MACの方は、Mac OS X v10.3.9とv10.4.9以降。必要に応じてインストールをお願いします。
Quicktime:windowsMac)
また、Windows VistaのInternet Explorer7でご覧になれない方は「スタート」⇒「コントロールパネル」⇒「プログラム」⇒「規定のプログラム」⇒「プログラムのアクセスとコンピュータの規定の設定」⇒「カスタム」⇒「規定のメディアプレイヤーを選択してください」で「Windows Media Player」を設定してください。


動画再生

 三菱重工業が作る風力発電の風車は、とてつもなく大きい。

 同社は、国内最大級となる定格出力2400キロワット級の風車を開発。2006年秋に米国の電力会社から約40基を一括で初受注した。この2400キロワット級風車は、翼回転部分の直径がなんと90メートル以上に達する。

 横浜・みなとみらい21の大観覧車「コスモクロック21」や、大阪の天保山大観覧車の直径が約100メートルである。つまり、大観覧車と同じようなサイズの巨大な翼が、約70メートル上空でぐるぐると回っているのだ。1分間に翼が15回転した場合、先端の速度は時速約260キロに達する。新幹線よりも速い、目にも止まらないスピードだ。

 風力発電とは、風の力が翼を回し、その回転エネルギーを発電機に伝えて電気エネルギーを発生させる仕組みだ。一見、シンプルな機械に思えるが、決して簡単に作れるものではない。その中身は、まさにノウハウとイノベーションのかたまりと言っても過言ではない。

順調に成長していく風力発電市場

図版

2400キロワット級風車の「MWT92/2.4」。翼部分の直径は92メートル

 三菱重工は、日本で唯一、大型の風力発電設備を作り続けてきたメーカーだ。同社の風力発電事業には、今、強い追い風が吹き、かつてないほどの活況を呈している。

 同社が風力発電事業に取り組み始めたのは1980年のこと。自衛隊が放出したヘリコプターの中古ブレードを活用して試作機を作ったのがきっかけだった。以来、30年近くにわたり風力発電設備を開発・製造してきた。

 しかし、その事業は決して順風満帆ではなかった。それどころかなかなか採算が取れず、何度となく「いつやめるか」という瀬戸際に立たされてきたのである。それがこの2~3年で、一気に形勢が逆転し始めた。

コメント8件コメント/レビュー

「一気に形勢逆転へ」の気持は判るが、製造者としては長年に亘るノウハウの蓄積、問題解決の技術も必要であり、また製造者がいくら意気込んでもどうにもならない。製造、建設、運営、地域住民の協力、国の政策的なバックアップがうまくかみ合わなければ、成功しない。いくら優れた物を製造しても、建設施行で手抜きズサン工事されたらタワーが倒壊する事態となる。先の青森県尻屋崎の風力発電タワー倒壊事故は、その写真を素人が見ても手抜きがあったとしか思えない。新潟の刈羽原発では、その影響が計り知れないので、熱心に報道するのは当然だが、そのことと比較して見てもマスコミの取り扱いに落差が在り過ぎる(2007/08/03)

「イノベーションで切り拓く新市場」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「一気に形勢逆転へ」の気持は判るが、製造者としては長年に亘るノウハウの蓄積、問題解決の技術も必要であり、また製造者がいくら意気込んでもどうにもならない。製造、建設、運営、地域住民の協力、国の政策的なバックアップがうまくかみ合わなければ、成功しない。いくら優れた物を製造しても、建設施行で手抜きズサン工事されたらタワーが倒壊する事態となる。先の青森県尻屋崎の風力発電タワー倒壊事故は、その写真を素人が見ても手抜きがあったとしか思えない。新潟の刈羽原発では、その影響が計り知れないので、熱心に報道するのは当然だが、そのことと比較して見てもマスコミの取り扱いに落差が在り過ぎる(2007/08/03)

風力発電が身近な存在となってきました。熊本市内の職場から眺める、はるか阿蘇の風景の中にも青く澄んだ空気の中に白い巨大な存在を示しています。先日の講演会でも風力発電に関する話を聞くことができ、さらに興味を深めました。環境問題が日増しに深刻化している中にあって、大きな期待を寄せたいものです。(2007/08/01)

デンマークが風車に関して世界のリーダーと思っていたが具体的な数値が知りたかった。マクロではなくミクロの数字がまだ大切であろう。更に、風車としてのゴールは何か、常にコストとの対比と考える。最後に三菱重工が風車事業を放棄出来なかった主な理由のメインテナンスとは具体的に何か。これらの情報を伝えてない記事は残念ながら情緒的文学作品崩れと呼びたい。風を伝えている風説のようである。(2007/08/01)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

店長や売り場主任などの管理職は、パートを含む社員の声を吸い上げて戦略を立てることが重要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長