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飲食店の業態開発日本一を目指すダイヤモンドダイニング

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2007年8月20日(月)

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 吸血鬼ドラキュラが住む館をイメージしたレストラン、江戸時代の遊郭の雰囲気を再現した居酒屋、ベルギーのビール醸造所を再現したビアホールなど、ユニークなコンセプトを持った様々な飲食店を展開しているダイヤモンドダイニング。

 標準化した店をチェーン展開することで事業拡大を図る外食業界の常道をあえて歩まず、1店舗ずつ異なったコンセプトの店作りを行い、来店客を楽しませることに徹している。その結果、これまで40店舗以上を開店。今後は、さらなる出店攻勢で100店舗100業態の達成を目指す。2007年3月、大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場した。

外食の業態開発で日本一を目指す

図版

松村 厚久(まつむら・あつひさ)社長
1967年生まれ。89年、日本大学理工学部卒。同年日拓エンタープライズ入社。96年、エイアンドワイビューティサプライ設立。2001年6月「VAMPIRE CAFE」開店。2002年12月、ダイヤモンドダイニングに社名変更 (写真:田中昌)

 「飲食店を展開する企業は、店舗数日本一とか売上高日本一とかいう目標を掲げるが、わが社は業態開発日本一を目指す。当面の目標は100店舗100業態」。力強く語るダイヤモンドダイニングの松村厚久社長は、2001年に東京・銀座に開店したレストラン「VAMPIRE CAFE(ヴァンパイアカフェ)」を皮切りに、新宿、渋谷、池袋など都内のターミナル駅周辺を中心に、アイデアを凝らしたレストランや居酒屋などを数多く出店し、成功させてきた。

 最初に開店した「VAMPIRE CAFE」では、吸血鬼ドラキュラが住む館をイメージして空間を設計。続いてレストラン「迷宮の国のアリス」では不思議の国のアリスをコンセプトにしたファンタジー空間、和食・居酒屋「竹取百物語」では竹取物語をコンセプトにしてかぐや姫が住む竹の里などをイメージした空間、レストラン「オペラハウスの魔法使い」ではオペラ座の怪人をコンセプトに欧州の劇場をイメージした空間を作り上げた。

図版

2001年に開店した「VAMPIRE CAFE(ヴァンパイアカフェ)」

 最初に出した店が成功した場合、同じスタイルの店をほかにも作って事業を拡大しようと考える経営者は多い。だが、松村社長は「そんな気は全くなかった」と言い切る。いくら成功していても、同じコンセプトの店を複数作れば希少価値が失われ、お客から飽きられてしまうのも早いことを認識していたからだ。「飲食店は生き物で、その場所や客層に合わせて店舗やサービスを変えていく必要がある。チェーン店のような画一的なやり方ではうまくいかない」(松村社長)。

権限与え社員のアイデアとやる気を引き出す

 ただ、異なったコンセプトの店を次々に作り続けるのは容易ではない。チェーン店なら同じデザイン、同じメニューで済むが、同社のやり方では、店を出すたびに、コンセプトに合わせて店のデザインからサービス、メニューまで新たに考えなくてはならない。いかに社長がアイデアマンでも、企画がマンネリ化したり、アイデアが枯れたりすることがあるはずだ。

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