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「シーズメン」、こだわりの男性カジュアル服で店舗拡大

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2007年9月10日(月)

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 若い男性を主なターゲットにしたカジュアル衣料品の専門店を全国展開するシーズメン。製造小売り(SPA)の強さが際立つこの業界であえて小売りに特化し、じっくりと着実に店舗展開を行ってきた。

 それを支えたのは、少量多品種を追求することで、バーゲンなどに頼らずに商品を売り切る戦略だ。これにより、まずは潰れない会社にすること、そして高い利益率を維持することを目指してきた。現在、日本全国に64店舗を展開。2007年8月、大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場した。

バーゲンをせずに正価で売り切る

図版

椛島 正司(かばしま・まさし) 1947年生まれ。71年6月、高久(現タカキュー)入社、91年9月キャビン入社、同年11月シーズメン営業本部長、92年5月同社代表取締役社長に就任 (写真:乾芳江)

 女性用の衣料品市場と比べると、男性用衣料品市場の規模は3割強程度と言われる。その中で、カジュアル衣料品は製造小売りのユニクロが圧倒的なシェアを占め、残りをライトオンやジーンズメイトなど、数社の小売企業が争っている状況だ。

 そんな中、シーズメンは自社の店舗「METHOD(メソッド)」を全国展開し、地道な販売活動を続けることで業績を伸ばしてきた。その基本的な経営戦略を同社の椛島正司社長はこう説明する。「なによりも潰れない会社になることが大切です。そのため、まずは必要な量だけを仕入れ、それを売り切ることを考えました」。

 大手の小売業では大量仕入れ大量販売を行い、売れ残りをバーゲンセールで処分することが多い。しかし、スケールメリットが発揮できない中小の小売業では、バーゲンで値引きを行えば全体の利益率が下がり、経営を圧迫する。そこで、仕入れた商品が売れ残らないようにする戦略に出た。それは、先進的なファッションにこだわった少量多品種の商品展開を追求することだった。

 基本的に男性向けの衣料品は、女性向けに比べると流行の変化が遅く、長期にわたって変化しない定番商品も多い。だが、好みの変化が速く流行に敏感な若者も存在する。そうした若者をターゲットに、変化を先取りすることで新しいファッションを提案していくことに力を入れた。

 例えば特徴的な商品として、和風の花や鳥の柄、漢字などを用いた若者向け衣料品がある。これは和の流行をデザインに取り入れて、メーカーと共同で商品化したもの。販売したところ若者に支持されてリピーターが増えたため、品揃えを充実させ、さらに商品のイメージを反映した「流儀圧搾」という店舗ブランドにまで発展させた。

 「和風のようなファッションはニッチな市場ですが、わが社の特徴が出せると考えています。私たちの服は“流行”にならなくてもいい。特定の顧客から愛されるブランドを目指しています」(椛島社長)

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