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着実かつ誠実な環境対策で
「技術の日産」の復権を目指す

日産自動車 最高執行責任者(COO) 志賀 俊之氏

  • 日経BP環境経営フォーラム

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2007年10月31日(水)

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日産自動車(以下、日産)は環境対策のマイルストーンとして「ニッサン・グリーンプログラム 2010」を発表した。この中で新車のCO2排出量を2050年までに2000年比で70%削減という長期目標を掲げている。この実現に向けてガソリンエンジンの燃費向上に加え、来年の2008年にも日本市場への提供を目指すクリーンディーゼルを皮切りに、ハイブリッド車、燃料電池車、電気自動車などの開発も強化する。日産が目指す環境経営について、同社最高執行責任者(COO)の志賀俊之氏に日経ビジネスオンライン編集長の川嶋諭が聞いた。

動画インタビューはこちら

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CO2排出量70%削減に向け堅実な取り組みを実践

日産自動車最高執行責任者(COO)志賀 俊之氏

日産自動車最高執行責任者(COO)
志賀 俊之氏
(写真:辻 牧子)

川嶋 志賀さんご自身が発表された中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム(NGP)2010」。このなかで、2010年度の市場投入を目標に日産の独自システムを搭載したハイブリッド車を開発し、2010年代の早い時期に新型の燃料電池車、電気自動車を順次投入するなどの計画を明らかにされました。環境対応ではトヨタ自動車などに後れを取っているイメージがあります。NPG2010には日産の環境配慮をアピールする狙いもあったと思いますが、効果についてはどうお感じでしょうか。

志賀 NGP2010は日産自動車の企業活動全般で2010年ころまでの環境に関する取り組みや目標についてとりまとめたもので、必ずしも個別の技術開発をアピールしたものではありません。みなさんはハイブリッド車だとか燃料電池車に注目しがちですけど。

 基本的には日産自動車の全活動を通して地球温暖化や排気ガス、リサイクルの問題などにいかに取り組んでいくかを包括的にお知らせしたものです。個別の技術開発や他社との競争も大事な話だとは思いますが、あの発表ではむしろ日産の企業姿勢をどう表現し、どう理解してもらうかが大事でした。

川嶋 企業姿勢というと…

志賀 環境問題には息の長い取り組みが大事です。何か一つの技術や取り組みで解決される問題ではありません。この点、今回の中期計画では長期的な目標をまず定め、そこに至るためのマイルストーンとして位置づけたのが大きな特徴でしょう。

 まず、私たちとしては何を究極の目標とすべきかですが、「事業活動やクルマの走行時に生じる環境負荷や資源利用を、自然が吸収可能なレベルに抑えること」と考えました。特にCO2の排出削減は最重要課題です。そのとき、何が最も重要になるかというと、やはり私たちの商品であるクルマからの排出です。それを、いかに自然が吸収可能なレベルにまで減らすかということになります。

 この観点から、「2050年までに新車のCO2排出量を2000年比で70%削減する」という具体的な目標を設定しました。これが今回の中期計画のベースにもなっている長期目標です。有力な国際機関が2100年までに大気中のCO2濃度を550ppm以下に安定させる必要があると報告しています。

 こういう考え方を我々の事業に当てはめるとどうなるか。そこから算出したのが長期目標です。出来ることをやるというだけではなく、求められることを実現していくための努力を惜しまない。こういう企業姿勢を持ち続け、まじめに実践していくことが、グローバル化した市場の中で長期的に企業価値を高めていくうえでも非常に重要になってくると私は考えているのです。

 そこで、こうした私たちの環境配慮に対する姿勢をうまく言い表したいと思い、「シンシア・エコイノベーター」という表現を考えました。日産は「シンシア・エコイノベーター」ですと。

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