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「地域対応」「個別対応」でネット会員100万人超へ成長

ベネッセコーポレーション「ウィメンズパーク」

  • 新井 勇夫

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2007年10月31日(水)

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 ベネッセコーポレーションが運営するコミュニティサイト「ウィメンズパーク」は、会員数100万人を超える日本最大規模の女性向けサイトだ。当初は「たまごクラブ」や「ひよこクラブ」といった雑誌を補完する顧客サービスとして出発したが、現在は広告事業なども展開し、同社のマーケティング活動の一翼を担うまでに成長している。

 同社で「ウィメンズパーク」の運営を担当するネットマーケティング部の安田啓司部長は、「成功のポイントは『地域対応』と『個別対応』にある」と言う。安田氏にウィンメンズパーク成長の経緯と今後の展開を聞いた。安田氏は、11月7日の「NET Marketing Forum Fall 2007」のユーザー特別講演「女性会員100万人強を獲得したベネッセのコミュニティマーケティング戦略」に登壇する。

(聞き手は日経ネットマーケティング編集 新井勇夫)


―― 女性向けコミュニティサイト「ウィメンズパーク」を開設した背景、その狙いは?

安田: ウィメンズパークは、2000年5月に開設しました。開設当初は、弊社が発行する育児誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」や、生活情報誌「サンキュ!」といった雑誌メディアを補完する顧客サービスとして充実を図ってきましたが、後にマーケティングやビジネスへと活用の領域を拡大することに成功し、現在に至っています。

 育児や趣味、ご近所のクチコミ情報を投稿できる、100以上のテーマに分かれた「会議室」と呼ぶ掲示板を設置しているのが特長です。会議室は1日1万件の発言が書き込まれ、20歳代後半から30歳代の女性を中心とする会員同士の活発な情報交換の場となっています。

 現在は会員数100万人を突破し、月に3万人ほどペースで増え続けている状況です。また、携帯電話サイト「ケータイたまひよ」や「ケータイウィメンズパーク」も本年8月に3キャリアの公式サイトとなって会員数が急増しており、会員数はケータイたまひよが約30万人、ケータイウィメンズパークが約16万人に達しています。

――女性向けコミュニティサイトはほかにもいろいろある中で、ウィメンズパークの利用が活発になった要因は何だと思いますか。

安田: 当サイトでは、テレビや新聞、雑誌などのマス媒体では実現が難しい、「個別対応」と「地域対応」という2つの課題を解決しました。女性の妊娠や出産、子育てに対する情報ニーズは、一人ひとり、そして1日ごとに、状況が変化するにつれて変わるものです。

 それをマス媒体で、1つひとつ細かくすべて網羅することは現実的ではありません。これに対してウィメンズパークの会議室では、例えば生後何週目、あるいは何カ月目のお子様に関する相談に対して、最近同じ体験をしたほかの会員の方からアドバイスが寄せられます。

 ネット上でより近い経験者を「つなぐ」ことで、個別対応を実現したのです。また同様に、地域の病院や育児施設の情報など、マス媒体では手に入らない情報をネットメディアで提供する地域対応を行いました。

 このような個別対応や地域対応によって、会員の方の知りたい情報に対して、実感の伴う答えを返すことができる点がウィメンズパークの強みとなっています。また、会議室に寄せられる発言は当社ですべてチェックし、ルールやマナーを守って参加していただく風土を築き上げてきたことも、多くの方に支持いただいている要因と考えます。

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