• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ニコン、「普通の会社」を目指して大改革

  • 鶴岡 弘之

バックナンバー

2007年11月16日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

特集「イノベーションで切り拓く新市場」が、「ザ・ターニングポイント ~イノベーションの軌跡」として装い新たに再スタートを切りました。動画番組もテキスト記事も今まで以上にパワーアップしてお届けします。今回の動画番組は、NBオンライン編集長の川嶋諭による、ニコンの苅谷社長へのインタビューの模様をお届けします。ぜひご覧ください。

動画再生

※上記でご覧になれない方、またはOSがMACの方はこちらから
(システム条件がWindows XP Service Pack 2 or Vista以降で、Quicktime7.2が必要です。MACの方は、Mac OS X v10.3.9とv10.4.9以降。必要に応じてインストールをお願いします。
Quicktime:windowsMac)
※iTunesの登録はこちらから

また、Windows VistaのInternet Explorer7でご覧になれない方は「スタート」⇒「コントロールパネル」⇒「プログラム」⇒「規定のプログラム」⇒「プログラムのアクセスとコンピュータの規定の設定」⇒「カスタム」⇒「規定のメディアプレイヤーを選択してください」で「Windows Media Player」を設定してください。

図版

11月23日に発売する中上級機種「D300」

 ニコンは今月末に、2つのデジタル一眼レフカメラを発売する。11月23日に発売する「D300」、そして11月30日に発売する「D3」だ。D300は「ハイアマチュア」と呼ばれる上級者を対象とした中高級機種。D3はプロフェッショナルを対象とした最上位機種である。

 9月から10月にかけて全国で行われた消費者向けの発表会「Nikon Digital Live 2007」には、発売を待ちきれない多くのカメラ愛好家が駆けつけた。

図版

プロフェッショナル向けの最上位機種「D3」

 Digital Live 2007は9月21日に東京でスタートした。第1回の場所は丸の内ビルディング(東京都千代田区)7階のイベント会場である。発表会は午後1時に開始する予定だったが、開場前から来場者が殺到。開場待ちの列が7階のフロアに収まりきらなくなってしまった。ニコンは混乱を避けるため、予定よりも約20分早めて会場をオープンした。Nikon Digital Live 2007は東京を皮切りに全国6都市で開催され、約2万3000人の来場者が押し寄せた。

 D300とD3の市場投入で、ニコンのデジタルカメラ事業には一層のはずみがつきそうだ。2005年のニコンの国内販売台数シェアは約29%と、キヤノンの52%から大きく水をあけられていた(BCNの調査による)。だが2007年1~6月のシェアは、キヤノンが36%なのに対し、ニコンは47%。キヤノンを抑えて、初めて半期ベースで首位に立った。年末商戦に向けて2機種を投入することで、初めての年間首位が現実味を帯びてきた。

今までのスピードでは通用しなくなる

 この大躍進の陰には、ニコン社内の大掛かりな改革があった。前回の記事でも触れたように、ニコンは長い間、徹底的な技術主導、設計主導の会社だった。設計者は社内でまるで神様のような存在であり、商品開発の際は設計者が理想とするカメラを追い求めていた。だが、「いいものを作れば売れる」という意識が強すぎたあまり、マーケティング感覚やコスト対応力などがおろそかになっていた。

 ニコンは1999年に「D1」を発売し、デジタル一眼レフカメラ市場に本格的に参入した。カメラ事業の軸足をフィルムからデジタルへと移していく中で、ニコン社内では「今までのカメラの作り方でいいのか、今までと同じビジネスのやり方でいいのか」という議論が沸き起こっていた。

 当時、米国ニコンから戻ってきたばかりの木村眞琴氏(現映像カンパニープレジデント)は、カメラ事業改革の必要性を強く感じていた。元々、フィルムカメラの設計者だった木村氏は、デジタルカメラ事業の立ち上げを担うデジタル事業室を経て、94年から98年まで米国ニコンに駐在した。米国のIT(情報技術)業界と深くつき合うようになり、ニコンのカメラ事業とIT業界のスピードの違いを痛感した。

コメント0

「ザ・ターニングポイント」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

子会社とどう向き合うかで、その企業のガバナンスを判断できる。

牛島 信 弁護士