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ホンダが逆襲、「環境では負けられない」

環境技術で猛烈な巻き返しに

  • 石黒 千賀子

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2007年11月26日(月)

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特集「イノベーションで切り拓く新市場」が、「ザ・ターニングポイント ~イノベーションの軌跡」として装い新たに再スタートを切りました。動画番組もテキスト記事も今まで以上にパワーアップしてお届けします。番組では、福井社長や環境技術の開発者へのインタビューを通して、ホンダのターニングポイントに迫りました。ぜひご覧ください。

動画再生

※上記でご覧になれない方、またはOSがMACの方はこちらから
(システム条件がWindows XP Service Pack 2 or Vista以降で、Quicktime7.2が必要です。MACの方は、Mac OS X v10.3.9とv10.4.9以降。必要に応じてインストールをお願いします。
Quicktime:windowsMac)
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また、Windows VistaのInternet Explorer7でご覧になれない方は「スタート」⇒「コントロールパネル」⇒「プログラム」⇒「規定のプログラム」⇒「プログラムのアクセスとコンピュータの規定の設定」⇒「カスタム」⇒「規定のメディアプレイヤーを選択してください」で「Windows Media Player」を設定してください。

 「ハイブリッドの戦いで『プリウス』に押され、環境イメージが落ちている」。福井威夫社長は、ホンダが置かれている状況をこう説明する。

 トヨタ自動車が「プリウス」を発売したのは1997年。現在はプリウスをはじめ「エスティマ」「ハリアー」「レクサス」など10車種以上でハイブリッド車を展開する。トヨタのハイブリッド車販売台数は2006年、全世界で約31万台に達した。

 一方、ホンダが1999年に発売した最初のハイブリッド車「インサイト」はすでに生産中止。現行ハイブリッド車は「シビック」のみだ。2006年のホンダのハイブリッド車販売台数は、世界で約5万台しかなかった。ホンダが環境イメージでトヨタの後塵を拝していると福井威夫社長が認めるのもやむを得ない。

 だが、ホンダは決して手をこまぬいているわけではない。ここへ来て環境技術で猛烈な巻き返しを図ろうとしている。

 もともと2輪専業メーカーだったホンダが4輪メーカーとして世界に認められたのは、独自の環境技術がきっかけだった。1972年、当時、達成不可能と言われていた米国カリフォルニア州の排ガス規制「マスキー法」を、ホンダはCVCCエンジンの開発でクリアーした。これによって世界に「ホンダ」の名をとどろかせたのである。

 それだけに福井社長は、「ホンダが環境で負けるわけにはいかない」と言う。ホンダは今、トヨタだけでなく世界のライバルメーカーを相手に、環境技術開発の真っ向勝負を挑もうとしている。

エンジン搭載車では味わえない加速感

図版

ロサンゼルス自動車ショーで発表した「FCXクラリティ」

 その動きを象徴するのが、この11月、米ロサンゼルス自動車ショーで公開した新型燃料電池車「FCXクラリティ」だ。燃料電池車は、水素と酸素を反応させて発生した電気で走り、CO2などの排ガスは一切出さない。水しか排出しないことから究極の環境対応車と言われる。FCXクラリティは、1回の水素充填で500キロメートルを超える走行が可能だ。現行の「FCX」より航続距離を約3割向上させ、実用性を高めた。

 FCXクラリティの開発責任者である本田技術研究所四輪開発センター企画室の藤本幸夫 ラージ・プロジェクト・リーダー(LPL)は、「環境性能はもちろんだが、走行性能も今までにないものができた」と胸を張る。

 「アクセルを踏み込むと、最高速度の時速160キロまで切れ目なく加速していく。音や振動はない。そのレスポンスのよさと力強さは、エンジンを積んだ車では決して味わえない」(藤本LPL)。走りにこだわるホンダにとって、まさに自信の次世代燃料電池車を開発できたと言う。

コメント22件コメント/レビュー

「ハイブリッドの戦いでプリウスに押され環境イメージが落ちている」から、FCXクラリティをまんま現行プリウスのシルエットにして、あやかろうとしたのだろうか? 意気込みと行動が支離滅裂な感じを受けます。 それとも、似て非なるものだと敢えて強調するために? 昔からHONDAは読めません・・・      (2007/11/28)

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「ハイブリッドの戦いでプリウスに押され環境イメージが落ちている」から、FCXクラリティをまんま現行プリウスのシルエットにして、あやかろうとしたのだろうか? 意気込みと行動が支離滅裂な感じを受けます。 それとも、似て非なるものだと敢えて強調するために? 昔からHONDAは読めません・・・      (2007/11/28)

ホンダが環境技術をどんどん発展させていくことに期待してます。特にハイブリッドとディーゼルの分野で頑張って欲しいです。しかしながら福井社長が燃料電池車の開発にこだわっているという事を知りがっかりしました。私は燃料電池車の普及は絶対に実現しないと考えています。それはなぜか、エネルギー革命でも起きて石油や天然ガスに代わる新たなエネルギー源が見つからない限り必ずやエネルギー不足の時代が来るからです。そんな時代に、わざわざ無駄なエネルギーを使って水素を作る余裕などあるはずもありません。  (2007/11/28)

筆者の方は、燃料電池の詳細はあまりご存知では無いとお見受けします。従って、企業の都合の良い言い分を鵜呑みにして、疑問を挟むことなくそのまま記事にしているようです。燃料電池の開発に関与する人間ならば、燃料電池車が真の意味で普及する(平均的な年収の人間が購入し、何の問題も無く使用できる)ことは有り得ないことは理解できるはずです。それならば何故ホンダは燃料電池車の開発を推し進めるのか。それは政治的な(営業上の)理由でそうせざるを得ないからです。カリフォルニア州のZEV法と、それに対する各社の立場と対応を調べられることをお勧めします。憶測ですが、福井社長も立場上あのように言わなくてはならないだけで、本音では燃料電池車が本当に普及するとは思っていないと思います。(2007/11/27)

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