• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

レクサスと過ごす時間がブランド価値を生む

レクサスブランドの取り組みについて

  • 日経デザイン

バックナンバー

2007年12月11日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 高齢化社会の到来や地球温暖化への対応など、モノ作りに携わるすべての人が緊急に取り組むべき課題が目前に横たわっている。私たちを取り巻く環境やユーザーに対する深い洞察を基盤に、工学とデザインが緊密に手を携えイノベーションを起こすことが、その課題を解決するための道筋となる。

 経営とデザインを結び、日本のモノ作りの質を高める情報の提供を使命としてきた日経デザインは、創刊20周年を記念し今後のモノ作りに求められるイノベーションの実現のために今なにをすべきかを考えるシンポジウムを東京大学とともに企画し、9月20日、21日の両日、東大安田講堂を会場に開催した。

 このシンポジウムでは韓国、台湾、中国からのゲストも迎え、今や世界のモノ作りの中核を担うアジアの知恵を集めて21世紀のイノベーションのあり方を模索した。また、シンポジウムの期間中に、48時間という限られた時間の中でデザイナーとエンジニアが障害を持ったユーザーとチームを組み、デザイン開発を行うワークショップ、「48時間デザインチャレンジ」を開催し、工学とデザインの連携の可能性を具体的に探る試みも行った。このコラムでは、シンポジウムとワークショップの内容を報告する。

(勝尾岳彦、今井丈彦、丸尾宏志、井原恵子/ライター、守山久子/ライター)

ハイブリッドなどの先端技術もレクサスの売りの1つ

ハイブリッドなどの先端技術もレクサスの売りの1つ

 自動車業界の関連団体がまとめた2007年度上半期(4月から9月)の国内メーカーブランド別新車販売台数を見ると、各ブランドが軒並み前年同期比比マイナスとなる中、レクサスは23.5%増。不振の国内自動車市場をけん引する存在となっている。

 レクサスが国内市場で健闘する要因は、商品開発から店舗作りまで、細部にわたってデザインされたゆえのブランド力だ。そのブランディングの内幕を、トヨタ自動車の楠田久・商品開発本部レクサスセンターレクサス企画部レクサスブランド企画室室長が解説した。

楠田 久 トヨタ自動車 商品開発本部 レクサスセンターレクサス企画部 レクサスブランド企画室 室長

楠田 久 トヨタ自動車 商品開発本部 レクサスセンターレクサス企画部 レクサスブランド企画室 室長

 レクサスは1989年、米国で立ち上がったブランドだ。高い走行性能を持ちながら、静かさや乗り心地を追求するという相反する事象を両立させるなど、これまでにないモノ作りを追求することで米国の消費者の心をつかんだと言う。

 近年、国内の市場が2極化してトヨタブランドとは別の高級ブランドの必要性が出てくるなかで、米国のブランドだったレクサスを再構築。2005年8月の国内導入を機に、レクサスは全世界に通用するトヨタ自動車の高級ブランドとして新たなスタートを切った。

 ブランドのテーマは「高級の本質への挑戦」。多くの海外プレミアムブランドは特徴的で、一目見てそれと分かるこれ見よがしなデザインアイコンを使っている。これに対しレクサスでは、スタッフが高級とは何かを議論し「ユーザーがレクサスと過ごす時間」こそが高級の本質と定義した。デザインアイコンに頼ることなく、レクサスを所有することで得られる体験価値の構築に力を入れたと楠田室長は語る。

 LEDのライトを車内のさまざまな部位に埋め込み、自動車に乗り込むまでの動線に合わせてライトをともしていく仕掛けを用意したのも、こうした考えがあってのものだ。

自動車に乗る動作に合わせて次々と点灯するLEDのライト

自動車に乗る動作に合わせて次々と点灯するLEDのライト

「モノ作りの明日とデザイン」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

小池さんがこの言葉(排除)を述べたことで、「風」が変わっていきました。 ただし、小池さんが言ったことは正論です。

若狭 勝 前衆院議員