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米株式市場、期待の星はやっぱりグーグル
ライバルは最強投資銀行ゴールドマン?

  • 酒井 耕一

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2008年1月17日(木)

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 年明けから日米欧の株式市場が下落する中で、投資家は必死に“成長株”を探している。

 そんな中、注目を集めるのがグーグル。年明けには、松下電器産業とネットテレビを開発することを決めた。また米国でも「大型買収が遂に成立」と話題になっている。米グーグルによる米ネット広告大手、ダブルクリックの買収がFTC(米連邦取引委員会)によって遂に認可されたのである。3000億円にも及ぶグーグルにとっては最大の買収で、発表は2006年8月。それから審査に半年を要した。

 この買収成立のインパクトは大きい。米オッペンハイマー証券のアナリスト、サンディープ・アガーワル氏は、グーグルの株価想定を「2008年12月までに850ドルになる」とした。現在の株価は約650ドル。アナリスト平均の想定株価は700ドルだけに、850ドルは大胆な予測だ。オッペンハイマー証券はかつてアマゾン・ドット・コムが新興勢力だった頃に「400ドルまで高まる」と、とてつもない“バブル予言”をして、命中させたこともある。

 株価の上昇率は別にして、ダブルクリックの買収で、広告業の威力は強まり、成長性も高まりそうだ。

 ダブルクリックはオンライン広告配信の先駆け。ネット利用者の好みを読み取り、趣味や購買意欲のあるネット広告だけをパソコン画面に表示させる技術を持つ。今は非公開企業のために売上高と利益はわからないが、40%の高い市場シェアを持つとされる。オッペンハイマー証券が強気なのは、検索関連広告に頼るグーグルの収入が、ダブルクリック買収で「多様化される」ことだ。

 ダブルクリックの配信技術や顧客がうまくグーグルのビジネスに融合すれば、面白い。もちろん買収がうまく進むかどうかはこれからの話だが、検索エンジンのシェアを着実に高めていることも、弱気相場の中でもグーグルに期待が集まる理由だ。

 米調査会社のヒットワイズによると、検索におけるグーグルの市場シェアは66%(2007年12月時点)で、ヤフーの20%、マイクロソフトの7%を大きく上回る。2006年12月時点ではそれぞれ63%、21%、9%だったので、グーグルの「1人勝ち」がよくわかる。

 こうした堅実さが投資家を引き付けて、買収を支える株高を生んでいる。

 その一例が2006年10月に動画配信のユーチューブを買収したことだ。

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