資源ウォーズの世界地図
産業を支える資源に対するリスクが高まっている。銅やアルミなどの非鉄金属はもちろん、自動車の触媒に必須なプラチナ、次世代電気自動車に使われるリチウムなどのレアメタルも、“資源メジャー”や新興国の国家戦略とも絡み始めている。これまでカネさえ出せば入手できたさまざまな産業のキーとなる鉱物資源の囲い込みが始まっている。このコラムでは、鉱山技術者として世界の現場を踏破してきた筆者が、これからの資源リスクについて解説する。
記事一覧
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米中にインドの思惑が入り乱れるパキスタン
地政学的に複雑な利害関係が貧困を助長する
資源争奪のためにスーパーパワーと新興国の国益に多国籍資源メジャーのカネが絡み、腐敗と地域紛争が絶えない。今、そのホットスポットの1つがパキスタン。
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資源枯渇対策はCSRではなくCSQにあり
環境経営度を貨幣価値で評価する
企業経営と地球環境問題への取り組み姿勢が受け身で定性的あるいは物理量による表現に止まっている間は、企業が努力しても本当の意味で持続可能な発展に積極的に貢献していると評価されにくい。
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モンゴルの資源を狙う“ハイエナ”たち
資源国の中国やロシアなどもチャンスうかがう
未開発の資源豊富なモンゴルで今、英豪、カナダの企業が開発を始めようとしている世界最大の銅・金鉱山そして原料炭の利権をめぐって、中国やロシアも交えた激しいバトルが行われている。
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資源採掘にはびこる“不平等契約”
生物多様性も危機にさらされる
2030年にはメタルなど鉱物資源の供給の40%以上を、先住民が自然と共生して暮らしている熱帯雨林や生態系豊かなアフリカ、アジア、中南米の発展途上国に依存しなければならないと予測されている。
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アフガンで米国は戦争、中国は銅鉱山を取得
資源開発といつも隣り合わせの政治腐敗
こともあろうに、米国があれだけ苦労しているアフガニスタンにおいて、中国は漁夫の利を占めようとしている。これに対して、米国の政府関係者たちは歯ぎしりしているようである。
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次に不足するのは、“産業の血管”銅だ
新規開発のコストと時間とリスクが増すばかり
陸上の銅の埋蔵資源量は10億トンとなっている。今後、社会・環境面そして地政学的問題から新規開発のコストと時間とリスクは増すばかりと考えられる。
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「友愛」は通用しない資源外交
“核ルネッサンス”に乗り遅れるな
「友愛」による平和外交、エネルギー安全保障、地球温暖化対策、資源確保戦略をそれぞれ別の省庁の縦割りで策定してホッチキスでとめても、国家としての力にはなるまい。
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レアメタル、独り勝ち中国と“無教養”日本
争奪戦で豪腕振るう胡錦涛政権
世界のGDPの6割を占めた中国が清朝後半から衰退し、ラストエンペラーに至ったわけであり、共産革命を経て、巨龍が今また息を吹き返したごとく、再び世界帝国を目指したとしても不思議はない。
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「都市鉱山」は外部不経済を是正するか
金1トンに総採掘量200万トンの自然破壊
使用済みの機器や製品を回収して、その中からメタルを取り出せば、遠い海外の鉱山で自然を破壊しながら採掘した鉱石を日本に運んできて精錬しなくて済む。
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天国に一番近い島で体感した「資源は呪い」
ニューカレドニアとブータンのパラドックス
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それでも資源囲い込みを続ける中国
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「サステナビリティー」本当は誰のためか?
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ブッシュの“置き土産”? それとも国家戦略?
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アフガンを攻める中国の資源戦略
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【ルーマニア報告】欧州最大の金鉱山開発をめぐるバトル
ジョージ・ソロスも参戦
ルーマニアといえばチャウエスク、コマネチ、そして吸血鬼ドラキュラが思い浮かぶ。そのルーマニアで、ヨーロッパ最大の金鉱山開発の是非をめぐってバトルが続いており、いま世界が注目している。
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洞爺湖サミット、首脳宣言文から資源問題を抹殺してしまった新聞報道
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資源開発の闇〜ブーゲンヴィル銅鉱山を巡る暗闘
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世界最大級モンゴルの金鉱開発〜大統領と議会の闘争
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“ハイテク・ゴールドラッシュ”太平洋の深海底メタル資源を追え
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リン鉱石と食糧危機
飽食を続ける日本。食の安心・安全は絶対条件ではあるが、食糧安全保障も絶対条件であろう。そのため、レアメタルの一つ覚えではなくリンとカリという代替物質がない資源にも関心を持たなければ日本の食は危ない。









