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ベイシアグループの諦めない子会社(1)

作業服のユニクロ――ワークマン

  • 飯泉 梓

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2008年7月11日(金)

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 2008年7月14日号で取り上げた特集「ベイシアグループ」。グループ傘下にある24社には、それぞれベイシア流の“安さの仕組み”が移植されている。
 ニッチな市場から成熟市場まで、ベイシアグループが共有する“安売り魂”を紹介しよう。

 平日の午前7時、幹線道路沿いに建つ灰色の店は、その日1番の賑わいを見せていた。駐車場には数台のトラックが横付けされ、店にはニッカポッカに地下足袋姿のいわゆる“ガテン系”な人々が次々と入っていく。ベイシアグループの作業服専門店、ワークマンで見られる光景だ。

ワークマン

工事関係者向けに朝7時から営業

 建設現場などに行く前にワークマンに立ち寄って、軍手やタオルなどを購入する。一般的にホームセンターの開店時間は10時。しかし、その時間だと現場に行くのが遅れてしまう。ワークマンの開店時間は客の立場に立って設定されている。

 店内には作業服やヘルメット、軍手など工事関係者にとってなくてはならない製品が所狭しと置かれている。昇り龍が描かれたシャツや、頭に巻きやすいようにデザインされたタオルなど、他店ではなかなか見かけない独特の品揃えだ。

 その商品一つひとつを手にとってみると、ベイシアグループの安売り魂を感じ取ることができる。どの商品もとにかく安い。市場価格の半分程度で売られている。例えば、軍手は1ダース157円。長袖の鹿の子ポロシャツであれば399円、ニッカズボンは980円といった具合だ。こうした圧倒的な安さが原動力となって、売り上げは右肩上がりだ。ワークマンは全国に約600の店舗網があり、2008年3月期は498億6000万円を売り上げている。

利益率はしまむら並み

 ただ、安売りをしているからといって、利益を削っているわけではない。営業利益率は8%と、効率経営で知られる衣料品専門店のしまむらと同じ数値をたたき出す。

 安さの源泉にあるのは、商品開発力だ。“作業服のユニクロ”といもいえるような製造小売りのビジネスモデルを採用し、メーカーと共同で商品開発を実施している。

 メーカーとは商品企画から生産計画に至るまで話し合う。共同開発の規模は様々だ。工場内の生産ラインの一部をワークマン専用に変えてもらうといったレベルから、メーカーと一緒に海外に出向いて提携工場を見つけ出し、専用工場として使うという大規模なケースもある。もちろん、こうした場合はワークマンの担当者も必ず海外に出向いて、工場をチェックする。工場のコスト競争力や品質レベルなどを自らの目と足で確かめるのだ。

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