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ベイシアグループの諦めない子会社(3)

独自路線を貫くコンビニ――セーブオン

  • 飯泉 梓

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2008年7月25日(金)

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 2008年7月14日号特集「ベイシアグループ」。グループ傘下にある24社には、それぞれベイシア流の“安さの仕組み”が移植されている。ニッチな市場から成熟市場まで、ベイシアグループが共有する“安売り魂”を紹介するシリーズ第3回は、コンビニエンスストアのセーブオンを取り上げる。

 北関東の幹線道路をクルマで走ると、所々にコンビニエンスストアを見かける。ただ、そのコンビニは多くの人が見慣れている「セブンイレブン」や「ローソン」ではない。赤と黄色の看板に書かれているのは「セーブオン」という耳慣れない店名だ。

 セーブオンはベイシアグループの1社。群馬県や新潟県を中心に約550店舗を展開するコンビニだ。都内に住む人々にとってはあまり馴染みがないが、新潟県や群馬県に住む人たちの間では「コンビニといえばセーブオン」と発想するほど根付いている。

週単位で登場するオリジナル商品

 セーブオンの店内に一歩足を踏み入れると、通常のコンビニとは違う光景を見ることができる。

 例えば総菜やデザートのコーナー。「地元に愛される人気店 シャクナゲ監修のポークカレー」「埼玉本庄 隠れた名店 パティスリーアリエネー監修のシュークリーム」といったオリジナル商品がずらりと並ぶ。

 しかも、それらのオリジナル商品のタイアップ先は必ずしも有名店ではない。実はセーブオンでは、全国区ではないが地元の人にファンが多い、地域に根付いた店舗と組んで商品を作ることが多いのだ。

 これはセーブオンの戦略の1つ。全国的な有名店であれば、商品開発をする際に契約料は高くなる。一方、地元で人気の店舗ということであれば、高額な契約料を請求されないで済む。しかも大手コンビニは地元の人気店と組むことはほとんどないため、差別化にもなる。

地元で人気の中国料理店と共同開発したオリジナル商品

中国料理店と共同開発したオリジナル商品
写真:高橋 朋子(以下同)

 セーブオンではこうしたオリジナル商品を豊富に取り揃えている。ほぼ1週間ごとに新しい商品を投入し、顧客の目を引き、来店頻度を高めることにつなげている。

 新商品開発のために、セーブオンの開発担当者は労力を惜しむことはない。人気店を聞きつければ、すぐさま足を運び、自らの舌で確かめる。ここはと思った店舗が提携に難色を示すことがあれば、何度も店頭に出向いて頭を下げる。オリジナル商品はこうして作り出された珠玉の1品だ。

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