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南米ボリビアで人気沸騰中の女子プロレス

  • 藤田 宏之

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2008年9月19日(金)

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 南米ボリビアで、人気沸騰中の女子プロレス「チョリータス・ルチャドラス」。「ナショナル ジオグラフィック日本版」9月号では、先住民の誇りをかけて、伝統衣装に身を包み、いざリングへ向かう女子レスラーたちの姿を紹介した。

 会場にとどろく、ビートのきいたディスコ音楽。「主役はまだか!」と足を踏み鳴らし、口笛を吹く観客。ここはボリビアの首都ラパス郊外の町、エルアルトの体育館。中央のリングでは、もう2時間以上も前座のレスラーたちの派手なパフォーマンスが続いていた。いよいよお待ちかね、本日のメーンイベントだ。



「チョリータ」とは、ふくらんだスカートなど伝統の衣装を身につけた南米の先住民女性の愛称だ。
「チョリータ」とは、ふくらんだスカートなど伝統の衣装を身につけた南米の先住民女性の愛称だ。

 次の瞬間、フッと照明が消えたかと思うと、アンデス高地の大衆音楽ワイニョのリズムが流れだした。入場口のカーテンが開き、熱狂的な拍手がわき起こる。今夜のメーンイベントを戦う2人の女性レスラー「情熱のヨランダ」と「邪悪なクラウディーナ」がついに、リングへ向かう花道に姿を現した。

 観客のなかにいる多くのアイマラ族の女性と同じく、ヨランダとクラウディーナはアンデス高地の伝統的な「チョリータ」のいでたち。腰には下着を何枚も重ねてふくらんだスカートをはき、肩には刺繍をほどこしたショール、頭には山高帽をかぶっている。スポットライトを浴びた2人はすました笑みを浮かべ、くるくる回りながら観客に手を振っている。

 やがて音楽が鳴りやむと、それを合図に両者はリングにひらりと上がり、たちまち帽子とショールをかなぐりすてた。試合開始だ!

 クラウディーナが先制パンチ。ヨランダがお返しに平手打ち。かわそうとするクラウディーナの長く編んだ髪を、ヨランダはすかさずつかんで引きずり回す。ドスン。スカートをはためかせながら、クラウディーナがマットに沈んだ。あお向けに横たわり、ハアハアとあえいでいる。観客の興奮は頂点に達した。

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