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海中で獲物を狙う“虹色のハンター”

知恵を使って狩りをするバショウカジキ

  • 藤田 宏之

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2008年9月26日(金)

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 巨大な背びれを広げたバショウカジキが、長く鋭い“鼻先”を巧みに使って獲物をとらえていく。「ナショナル ジオグラフィック日本版」9月号では、メキシコ湾の青い海で、壮絶な狩りの瞬間をとらえた写真を紹介した。

 メキシコ湾に浮かぶムヘーレス島の北東およそ80キロメートルの沖合、グンカンドリの群れを目標にしてボートを走らせると魚の大群が見えてくる。数百匹ものラウンド・サーディネラが1つの固まりになり、方向を変えるたびに日差しを浴びてきらきらと輝く。そして、群れの周りを、細長い影がいくつも動いていた。獲物を狙うハンター、バショウカジキだ。



空中を飛び跳ねたバショウカジキが、しぶきを上げて海に戻ってきた。口にはサーディネラをくわえている。
空中を飛び跳ねたバショウカジキが、しぶきを上げて海に戻ってきた。口にはサーディネラをくわえている。

 ニシン科サッパ属のラウンド・サーディネラ(学名:Sardinella aurita)とバショウカジキ(学名:Istiophorus platypterus)はともに回遊魚で、1月から6月にかけて、この海域へやって来る。大陸から流れ込む河川とメキシコ湾流のおかげで、エサが豊富にあるからだ。

 バショウカジキは、群れで移動しないことも多いが、狩りのときには力を合わせる。サーディネラの周囲を群れで泳ぎながら、少しずつ追い詰める。そして、巨大な背びれを広げて、交替でサーディネラの群れに突進していく。

 さらに獲物を怖がらせるのが、銀色を帯びた青い斑紋が走る、虹色をした体色だ。バショウカジキは普段はくすんだ色をしている。皮膚に黒色素胞という色素細胞があり、「それがブラインドのような役割を果たしている」と、オーストラリアのクインズランド大学で神経生物学を研究するカースティン・フリッチェスは話す。「ストレスを感じたり、興奮すると、黒色素胞の色素が収縮して、下にある金属的できらびやかな色が見えるようになる」という。

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