• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

何とかならない?
使用後ゴミになる梱包材と緩衝材

望まれる個人用“エコパック”

  • 奈良 貴子

バックナンバー

2008年10月10日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 商品の配送を頼んだり通販で買い物をした時、役目を終えた梱包材や緩衝材を見て、「これが全部ゴミになるのか」とため息が出る。かといって、商品を“裸”で配送されても困る。物が運ばれるのに、なくてはならない梱包資材。メーカーや業界は、ゴミ削減に向けてどんな工夫をしているのか。

「東京国際包装展 東京パック2008」の会場で

「東京国際包装展 東京パック2008」の会場で(写真:Shugin Photograph)

 日本包装技術協会によれば、「包装と環境」は業界の重要テーマだという(同協会包装技術研究所包装材料研究室長の澤村邦夫さん)。

 10月7日から「東京国際包装展 東京パック2008」が東京ビッグサイトで開催されているが、出展ブースには環境対応型の梱包資材をアピールする企業が目立った。

「プラスチックから紙へ」「さらに減量化」の流れ

 「5年ほど前まで、梱包材は発泡スチロールが主流でした。軽くて緩衝能力に優れ、いろいろな形に加工しやすいからです。しかし、かさばるので回収に手間がかかり、リサイクルしづらいという難点があった。燃やすと有害物質が出るというイメージもあり、環境意識の高まりとともに嫌われるようになりました」と澤村さん。

 梱包材、緩衝材の大きな流れの1つは、「脱プラスチック」だ。4~5年前から、発砲スチロールの箱が段ボールなど紙製のものに切り替わる動きが顕著で、この現象は最近の原油高を受けてさらに加速している。大型家電や魚箱などにはまだ発泡スチロールが使われているが、魚箱にも段ボールの外箱にポリエチレンのラミネート膜を敷いたものが登場している。

段ボールの緩衝材

段ボールの緩衝材(写真:Shugin Photograph)

様々なエアーバッグ。ワインを入れたり、ブーツの中に入れるものもある

様々なエアーバッグ。ワインを入れたり、ブーツの中に入れるものもある(写真:Shugin Photograph)

 緩衝材も同様だ。家電などを買っても、プラスチックや発泡スチロールの緩衝材は見かけなくなった。やはり紙製が増えている。「クレダン」という巻き段ボールや、段ボールを蜂の巣のように成形した「ハニカム」という緩衝材などが目立つようになってきた。本体と部品などのセット商品は、初めから専用のセット箱を設計しておき、ムダなくぴったりと詰める方法も取られている。

 古紙から作られた「パルプモールド」も強度が上がり、利用範囲が広がっている。以前はリンゴや卵の包装で見る程度だったが、最近は家電や精密機械の梱包にも使われているという。さらに、中に空気を入れた「エアーバッグ」タイプの緩衝材もリユースができるので、工場間の輸送などに採用されているという。

コメント0

「暮らしとエコロジーを考える“ゴミ捨て人生”にさようなら」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トランプ政権のここまでの動きはスロー。

ジョセフ・ナイ 米ハーバード大学特別功労教授