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「巻き返し策に賭けるXbox360」~ゲームが破る閉塞(2)

マイクロソフト ジョン・シャパート副社長(ゲーム事業担当)

  • 中島 募

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2008年10月16日(木)

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 任天堂の「Wii(ウィー)」の快進撃と、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション3(PS3)」の追い上げで、挟み撃ちにされているイメージがある米マイクロソフトの「Xbox360」。しかし値下げに加えて、ロールプレイングゲーム(RPG)など得意分野で魅力的なタイトルを揃えたことで、日本でも販売台数が上向いている。これまで弱かった初心者が手軽に遊べるカジュアルゲームも強化し、巻き返しを急ぐ。

 日経ビジネス誌10月13日号特集「ゲームが破る閉塞」の連動インタビューシリーズの第2回では、任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメントと戦うマイクロソフトでゲーム事業を担当するジョン・シャパート副社長が戦略を語った。

 「任天堂とソニー・コンピュータエンタテインメントのどちらがライバルか」と問われると、ソニーであり、一番競合するゲーム機は「プレイステーション3(PS3)」だ。

マイクロソフト ジョン・シャパート副社長

マイクロソフト ジョン・シャパート副社長
写真:中島和志

 任天堂は素晴らしいゲームを開発しており、岩田聡社長、宮本茂専務は業界の伝説的な人物で大変尊敬している。しかし任天堂の「Wii(ウィー)」がターゲットとしているゲーム利用者と、マイクロソフトが狙っている層は少し違う。任天堂は新しいゲームの顧客層を開拓しており、全くゲームで遊んだことがない初心者を狙っている。

 一方、マイクロソフトは、「ハードコア」と呼ばれる従来からの中核ゲーマー層から手軽なゲームを楽しむ「カジュアル」層までをターゲットにしている。例えば、RPG(ロールプレイングゲーム)の「テイルズ・オブ・ヴェスペリア」で遊べるゲーム機は、当社の「Xbox360」しかない。スクウェア・エニックスのRPG最新作「インフィニット・アンディスカバリー」も、ゲーム好きの人に支持されることを期待している。

 従って、(ユーザー層が最も重なる)ソニーのPS3との競合を意識している。マイクロソフトは既に「Xbox360」を手頃な価格帯で提供しており、十分な数のタイトルを用意している。そして最高のオンラインサービス「Xbox360 Live」も提供している。会員数は現時点で1400万人だが、新サービスを提供することでその数はさらに増えるだろう。オンラインサービスは今現在26カ国で展開していて19の言語に対応している。写真や動画も共有できる機能もある。

コアゲーマーとカジュアル層の二兎を追う

 従来、マイクロソフトはいわゆる中核ゲーマー層をターゲットにしてきたが、最近は幅広いユーザー層を狙った分かりやすいカジュアルなゲームにも力を入れている。

 まずオンラインサービスを含めたXbox360のインターフェースを初心者でも使いやすい形に、ゼロから作り直す。11月19日には「Xbox360ニューエクスペリエンス」というXbox360のシステムアップデートを世界同時で開始する予定だ。Xbox360が発売されて以来の重要なイベントである。

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