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ソニー 「夢(DREAM)は再び開く?」 第4回

株主重視の姿勢に異変

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2008年10月16日(木)

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 日経ビジネスは2009年10月に創刊40周年を迎えます。この欄ではそのカウントダウン企画として、過去の記事の中から、現在にも通じる企業戦略を選び、毎日掲載していきます。第2回はソニー。

 日本を代表するベンチャーの星、ソニー。ウォークマンからVTR、プレイステーションと次々とヒットを飛ばし、「SONY」のブランド力は外国でも知らない人がいないのではと思うほど強い。音響機器からゲーム、映画、金融と手がける事業も拡大、2005年には外国人トップが誕生するほど国際化も進んでいる。しかし、最近は業績も振るわず、高い期待を持つ消費者や株主には失望も。世界ブランドはその輝きをさらに増していけるだろうか。(ソニー編は5話完結です)

第3回

 「消去法で選んだ」。95年、ソニーのトップは出井伸之社長に引き継がれる。当時ソニーは各事業トップに裁量を与える「カンパニー制」を導入、出井社長の役割が注目された。出井社長は「デジタル・ドリーム・キッズ」の標語を導入。ネット社会を視野に入れ、デジタル革命時代の王者を目指す。

* * *

情報開示に空白の1カ月間

2003年6月2日号より

(杉山 俊幸)

 ソニーの情報開示に対する姿勢が、株式市場からの不信感を払拭しきれないでいる。2002年度の決算発表よりずっと前に業績予想からの下振れを把握していたに違いない、との疑念が今なお尾を引くためだ。

 株主を重視し、大切な情報を素早く公開するとの評価が高かったソニー。日本証券アナリスト協会による2002年のデータによると、電気・精密機器部門におけるタイムリーディスクロージャー(適時情報開示)で、ソニーは19社中1位を獲得した。

 ところが4月24日の決算発表でソニーへの評価は一変する。従来予想は営業利益2800億円、純利益で1800億円だったが、結果はそれぞれ34%減の1854億円、36%少ない1155億円まで急減した。HSBC証券のアナリスト、渡辺英樹は指摘する。「営業利益を1000億円近くも減額修正する必要があることが、決算発表前に分からないはずがない。いずれ公になるのに事前に公表しなかったのは市場の“謎”だ」。国内生命保険系投資顧問のアナリストは「発表では2001年度比で収益改善を前面に説明し、下方修正額の大きさは二の次という感じだった」と話す。

 情報開示への不信とエレクトロニクスの不振、今年度の減益予想が相まって発表後、2日連続ストップ安(計1000円下落)になったのは記憶に新しい。その後の株価の上値も重い。

突然の下方修正で株価は急落

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