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「ぴん!」ときたらすぐに買う“専業主婦”

  • 原田 曜平

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2008年10月16日(木)

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 前回、中国の新人種「80后」が、「消費」という観点で見ると、4タイプ(月光族、洗練族、透明族、飯族)に分かれるという話をしました。

 今回からは、実際に私が取材したたくさんの80后の中から、4タイプそれぞれの「族」を象徴する若者を1人ずつご紹介していきたいと思います。

消費パターンで分類する80后

 最初にお伝えしなくていけないのは、これからの連載ではかなり際立った代表選手をご紹介していくということです。「ちょっと特殊過ぎる人たちなのでは?」「極端な人たちに会っただけじゃないの?」と違和感を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、原稿の字数の制限もあり、その「族」の特徴が分かり易い形で、つまり特徴が大げさに出ている人たちをあえて選びました。実際にはごく普通の若者も含め、多くの80后に調査したうえでこの4分類はできていますので、この点ご了承ください。

 まずは、1種族目。衝動的にモノを買いあさる「月光族」の80后・Aさんのお話です。

消費は衝動的に、旦那は戦略的に

 ちょこっとお断りしておきますが、Aさんの言動は、ちょっぴり鼻につくところがあるかもしれません。でも、これがありのままの富裕層の「月光族」の姿です。私も最初は違和感を感じる部分もあったのですが、最後にはただただ、その恐るべきパワーに圧倒されて終わりましたので、まずは、その素顔を見てみてください。

 Aさんが話していた言葉で、私が一番印象的だったものがあります。それは、彼女が自分の携帯電話を指して、

 「この携帯電話って安くてお得だったのよ~」

 と言ったことです。その携帯電話は、最近日本でも売り出されて話題になっているスマートフォンなのですが、中国では日本よりも値段が高く、5万円くらいします。それを安いと言い放つ彼女。私の毎月のお小遣いは彼女の携帯電話より安いので、笑うしかありません…(笑)。

 そう、彼女はお金持ちさんなのです。現在25歳の80后の彼女は、高校を出てからいくつか仕事をした後に、お金持ちの旦那さんと仕事を通じて出会い、結婚し、専業主婦になりました。共働き文化が根付いている中国では、お金をあまり稼ぐ必要のない富裕層であれ、ある程度高齢にならないと、基本的に専業主婦になる女性は少ないのですが、彼女は「仕事はしたくない」と、迷わず専業主婦になった中国の新人種です。80后より上の世代では考えられない、80后らしいエピソードと言えるかもしれません。

 彼女はこうも言います。

 「消費は衝動的に。でも、旦那は戦略的にゲットしました」

 お嬢様、何でもどうぞお好きにご発言ください…と言いたくなるような台詞ですが、いずれにせよ、彼女が彼女なりにいろいろなことを考えて、戦略的に結婚や結婚相手を選んだということはうかがえます。

 彼女は毎月、旦那さんから生活費として、日本円にして約45万円もらっているそうです。ただし、部屋を掃除してくれるお手伝いさんに払うお金や、家賃はこれに含まれていないそうで、すべて彼女の遊興費と言ってもいいそうです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官