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GM、クライスラー合併交渉
世界自動車“負け組”再編の行方 第2回

大物投資家が米GM支配

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2008年11月4日(火)

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 日経ビジネスは2009年10月に創刊40周年を迎えます。この欄ではそのカウントダウン企画として、過去の記事の中から、現在にも通じる企業戦略を選び、毎日掲載していきます。

 経営難に陥った米ゼネラルモーターズ(GM)が、同じく苦境のクライスラーとの合併を模索。なりふり構わぬ負け組み再編だが、世界同時不況の中、利益が落ち込む他の自動車メーカーにとっても他人事ではない。

 「自動車の世紀」はなぜ斜陽を迎えたのか。過去の記事で振り返る。(この連載は5回続きます)

第2回

 GMの拡大主義に揺さぶられたのが、富士重工業やスズキといった提携先だ。資本提携をしたものの、GMに株を売却されて各社の行き方は大きく変わった。

* * *

スズキ株売却で見えたさらなる窮地

2006年3月13日号より

(ニューヨーク支局 山川 龍雄、伊藤 暢人)

 「あの男が役員に入った頃から、GMは変わった」――。3月6日、スズキの20%の株式を持つ筆頭株主の米ゼネラル・モーターズ(GM)は、保有するスズキの株式9236万株(17%分)を売却すると発表した。約2300億円でこの株を買い取るスズキの鈴木修会長は、今回の交渉について冒頭のようにもらした。

「先生」と仰ぐGMからの株式買い戻しを発表するスズキの鈴木修会長(中央)。写真左はヨーク氏

「先生」と仰ぐGMからの株式買い戻しを発表するスズキの鈴木修会長(中央) (写真:都築雅人)

 あの男とは、ジェローム・ヨーク氏。これまでにGM、米フォード・モーターなどを渡り歩き、米IBMの上級副社長なども務めた。現在、ヨーク氏はGM株の9.9%を握る投資会社「トラシンダ」の顧問を務める。そのトラシンダは、米著名投資家で自動車経営に興味を持つカーク・カーコリアン氏が率いている。カーコリアン氏が資金を、ヨーク氏が知恵を出し、2人はGM救済にタッグを組んでいる。

 1月10日、北米国際自動車ショーが開催されたデトロイト。市内のホテルでヨーク氏は300人の報道陣やアナリストを集め、記者会見を開いた。自動車より投資家が注目されたのは異例だ。

 そこでヨーク氏は「GMの首脳陣が本格的な改革に取り組むなら配当は半分で構わない。株主、経営陣、社員、全米自動車労組(UAW)のすべてが犠牲を払う改革が必要」と力説した。

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