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「是が非でも」買う「宅女」消費

  • 原田 曜平

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2008年11月27日(木)

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 前回、4タイプに分類される「80后」のうち、「透明族」がいかに先端情報を手に入れるのに熱心で、向上心を持って努力しているかをご紹介しました。

 今回は、最後の4種族目。好きなモノを買うために、計画的に消費する「飯族」のDさんのお話をします。ちなみに、「飯」とはもともとご飯という意味ですが、ご飯の意味ではなく、「サザンオールスターズのファン」などという時に使う「ファン」と発音が似ているため代用しました。

図・消費パターンで分類する80后

日本人バンドのボーカルの自伝が読みたい

写真・Dさんの家

 Dさんは、ご両親と同居しています(当然1人っ子です)。2度目に彼女と会った時、ご自宅に呼んでもらいました。ちょっと不便な場所にあるものの、とても温かい雰囲気のご家庭です。ご両親とも大変仲が良さそうで、本当に愛情たっぷり育てられたことが、びしびしと伝わってきます。

写真・Dさん

 外見もとってもかわいらしいし、性格も最高。ご自宅に伺った時に、私はひどく風邪をひいていたのですが、私がお願いする前にそのことに気づき、ティッシュを差し出してくれました。しかも、私が鼻をかんだ大量のティッシュを膝の上に乗せてインタビューしていたのを見て、そのティッシュの山をつかんでゴミ箱に捨ててくれました。うら若き女性にそんなことをされ、なんだか妙な違和感を感じました。東京ではあんまりこういう目に遭ったことがありません(私が著しくもてないせいかもしれませんが…)。そんな優しく気配りのある彼女が、私に日本からお土産として買ってきてほしいと頼んだものは、私にとってはあまりに衝撃的なものでした。

 「○○という漫画と、イエローモンキーのボーカルの吉井和哉さんの自伝を買ってきてください」

 漫画のタイトルをあえて「○○」と表記したのは、非常にマニアックな漫画で、ここに具体的にタイトルを書いたところで、読者の皆さんのほとんどはご存じないだろうと思ったからです。

 また、ミュージシャンの自伝を読みたいほどのファンだとは、かなりの力の入れようです。すでに解散しているイエモンの自伝とは…。もちろん私も解散前は大ファンだったのですが…でも…。

有名大学を卒業後、広告会社に勤務

 そう、Dさんはかなりディープな日本カルチャーファン(飯)なんです。中国では、日本文化が好きな人たちは、哈日族(ハーリーズ)と呼ばれています。彼らのボリュームを測ることはなかなか難しいのですが(定義にもよりますし。どなたか測られた方がいたらお教え下さい)、とにかくたくさんいることは間違いありません。彼女は、このたくさんいる哈日族の中でも、相当筋金入りのファンだと言えます。

 Dさんは現在25歳。有名大学で、動画・グラフィックを専攻したそうです。現在は、ゲームサイトの傘下にある広告会社に勤務しています。月収は、5000元(日本円で約7万5000円)。

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