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寂しくてプレッシャーが強い彼らとつながるには?

  • 原田 曜平

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2008年12月25日(木)

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 前回、莫邦富氏に農村の80后についてご寄稿いただきました。80后と一口に言っても、実は農村の80后が圧倒的多数であること、そして、今後の中国の都市化や都市人口の増加を考えると、今から農村の80后に注目していかなくてはいけないことを述べていただきました。

 今回は逆に、大都市に住む80后のインターネットに関する最新情報を、上海在住の松浦良高氏に執筆してもらおうと思います。

 松浦氏とは2004年頃から、共同で80后の研究を始めました。最初は一緒にインターネットカフェに潜入するところからスタートしました。当時、薄暗くてあまりきれいとは言えないネットカフェに2人で恐る恐る入ると、上半身裸で頭にハチマキを巻いたたくさんの青年たちが、目を血走らせながらオンラインゲームにのめり込んでいました。そしてゲームに失敗する度に「あいよ~っ!」と大声と激しいボディーランゲージで、落胆を表現していたことを今でも覚えています。

 数年前に上半身裸でオンラインゲームにのめり込んでいた大都市部の80后は今、ネットとどのようにつき合っているのでしょう。

 中国のネットが熱い。これは、多くの人が言っていることで特段、目新しい話題ではありません。けれど、上海で働いている私からすると、中国のリアルなネット事情は、まだまだ日本に伝わっていないように思えます。

 ご存じの通り、中国のネットユーザーは2億5300万人に達し、世界一となりました。しかしその全人口に占めるネットユーザーの浸透率は全世界の平均である21.1%にも達していないわけで、今後、ユーザー数が伸びていくことは明白です(日本は60%以上)。

 中国ネット事情の「量的な熱さ」もさることながら、日本でまだ理解されていないのではと感じるのは、80后がいかにネットに依存しているかという「質的な熱さ」です。

 このコラムの第1回でも触れたように、中国のネットは、80后が牽引しています。一方、中国で80后を中心に起きている変化は、日本からはとても把握しきれないほどのスピードで起きているというのが実情なのです。

80后がネットでやっていること

 80后は日々、ネットを使ってどんなことをしているのでしょうか。「ネット上の掲示板に反日の書き込みをしているのがほとんどでは?」と思う日本人も多いかもしれませんね。でも、これは日本のマスコミのちょっと偏った報道の影響であって、例えそんな活動が起きているとしても、全体から見ればほんの一部のネットユーザーが行っていることなのです。

 実際に彼らのネット上の行動を調べた結果が、以下のグラフです。中国の調査会社、上海サーチナと共同で行った調査ですが、いかに多様な使い方をしているかが分かります。

インターネットで何をやっているか

松浦良高(まつうら・よしたか)
株式会社博報堂 研究開発局主任研究員 兼 上海博報堂 市場本部本部長。2000年より博報堂ストラテジックプラニング局、博報堂生活総合研究所を経て、現職へ。2006年より上海在住。おもに中華圏市場での日本企業のブランディング、マーケティング業務に従事しながら、中国における生活者とメディア研究を担当。主な著書に『亞州未来図2010』(共著、阪急コミュニケーションズ)、近著に『新・中国若者マーケット~ターゲットは80后』(弘文堂)

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