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2009年 世界はこう動く【第3回】

海外の識者に聞く

  • 酒井 耕一

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2009年1月28日(水)

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 1月20日、米国初めての黒人大統領としてバラク・オバマ氏が就任し、世界は新しい局面を迎えた。

 華やかな就任式とは対照的にオバマ大統領の目の前には、深刻化する金融機関の経営難、底が見えない米国経済の落ち込み、紛争も続発する諸外国情勢など問題が山積みだ。米国や世界経済を再び安定軌道に乗せるためには何が必要なのか。米国の学識者らに話を聞いた。

第3回
ティティナン・ポンスディラック准教授〔タイ・チュラロンコン大学〕

自信回復こそ全て
アジア経済の総崩れを危惧

 昨年9月のリーマン・ブラザーズ破綻に始まった金融危機は、世界経済の落ち込みという深刻な影響を及ぼしている。低金利を頼りに借金を重ねて、その資金で巨額の投資をして儲けを狙った経営が破綻した。まさに米国のバブル崩壊ともいうべき現象で、このインパクトは大きいだろう。

アジア通貨危機の教訓

 金融機関が多額の借金と不良債権を抱えている限りは、人々の疑心暗鬼はなくならない。経済の回復には国民が自信を取り戻すことが欠かせない。それを私は97年のアジア通貨危機から学んだ。

 タイのバーツが売られて、どんどん下がっていくと加速度を増してします。人々の判断が慎重さを書いて、売り方向にますます進む。誰かが悪者にされるスケープゴート現象が起きたり、原因が良く分からないまま悪化するブラックホール現象があったりと混乱要因が増してしまう。

 アジア金融危機の際は、IMFを始めとする金融支援が入ったが、簡単には元に戻らない。資産価格が戻るなど経済指標が改善して、国民の自信回復があってこそなのだ。

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