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2009年 世界はこう動く【第2回】

大学教授、エコノミストら海外の識者に聞く

2009年1月27日(火)

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 1月20日、米国初めてのアフリカ系大統領としてバラク・オバマ氏が就任し、世界は新しい局面を迎えた。

 華やかな就任式とは対照的にオバマ大統領の目の前には、深刻化する金融機関の経営難、底が見えない米国経済の落ち込み、紛争も続発する諸外国情勢など問題が山積みだ。米国や世界経済を再び安定軌道に乗せるためには何が必要なのか。米国の学識者らに話を聞いた。

第2回
ブルース・カスマン氏〔米JPモルガン・チーフアナリスト〕

成長産業の復活を急げ
景気後退の谷は深い

 世界を覆う金融危機は深刻で、景気後退は大きいものになるだろう。その深さは消費の落ち込みや資産の下落において、第二次世界大戦以降で最大級のものになると思う。米国のマイナス成長は欧州や日本にも及びそうだ。

 その波は新興国にも伝わっていく。
もちろん全ての新興国が落ち込むというわけではない。金融市場がどれほど影響を受けるか。先進国との貿易にどれほど依存しているか。また内需の状況などを見なくてはならない。

 しかし輸出主体のアジア諸国には需要が減っていくので影響を受けるだろう。アジアでは中国だけが高い成長を続けて目立つということになりそうだ。

 ただアジアの企業は米国の金融機関のように多額の借り入れをして、それを使って巨額の投資をするということはしていない。だから落ち込みはするが危機的事態はそう出ないのではないか。

 もちろん不測の事態に備えてIMF(国際通貨基金)が状況を監視して、万が一の際には主導的役割を果たさなくてはならない。

金融規制は必要ない

 米国の金融業界を立て直すために規制を強化すべしという考えには反対だ。すでに多くの規制がある。現在の損失が規制のあり方に影響されたものとは思わない。それよりもむしろ金融安定化法で決まったように問題のある金融機関に円滑に資金を注入することが大切ではないか。

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「2009年 世界はこう動く【第2回】」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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