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【会社の寿命】老化と回春分ける因子は?

3つの栄枯盛衰記

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2009年2月17日(火)

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日経ビジネスが生んだ時代のキーワード、「会社の寿命は30年」。1980年代半ば、「企業は永遠か」「診断 会社の寿命」の2つの特集を通して企業の栄枯盛衰を分かつ法則を分析した。時代が大きく動く今、再編集で振り返る。

* * *

1985年1月7日号より

 企業はいかにしてピークから下り坂に入るのか。また打開策はあるのか。

 池貝鉄工は、名門ゆえに伝統への安住と守りの経営に迷い込み、ズルズルと老いてしまった。

 御幸毛織は本業一筋の健全経営が裏目に出て、業績の頭打ちに悩んでいる。

 家電から転じた富士電機の自販機部門は今ピークに来て、開発部隊の若返りを図り新たな展開を策している例だ。

守りの迷路に入る 池貝鉄工

注:グラフの見方はこちらを参照。ただし池貝鉄工と御幸毛織は売上高トップ100社のランク外のため順位は入らない。

 「悔いの気持ちで一杯です。なぜ、ああなったのか。自分自身に対する反省もこめて、残念です…」。池貝鉄工OBのある技術者は、こちらの取材申し込みに対して、電話口でこう答えるのがやっとだった。

 かつての工作機械の王者、池貝鉄工が59年、ツガミの大山梅雄社長の傘下に入った。6月には、日本興業銀行出身の舟橋邦夫前社長が退陣し、代わって大山氏が社長として乗り込んできた。国産第一号の旋盤を製造し工作機械業界の草分けとして、95年の歴史を誇った池貝の伝統は、ここに瓦解した。

 昭和24年7月に、旧池貝鉄工所から新生「池貝鉄工」として再出発して、35年目のことである。47年9月期決算以来この方、無配続きで、数年前からは櫛の歯をひくように人材の流出も始まっていた。戦後に限ってみれば、池貝は「会社の寿命は30年」のまたとない実例だったといえる。

 なぜ、こうなったのか。“急性疾患”によるものではない。実は、池貝が頂点を極める前後に、すでに企業風土として今日を予見させるようないくつかの現象が見えてきていた。

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