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日本の市場は100億円に育つ

ニューロマーケティング~話題の新手法の実力【その6】

2009年3月7日(土)

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 脳科学のアプローチを使って消費者の潜在意識を解明する「ニューロマーケティング」。それは、既に広告や製品デザインを評価するサービスという形で事業化されている。

 「日本におけるニューロマーケティングの市場は、すぐに100億円ぐらいになる。そこでシェアトップを狙う」

 米リサーチ会社と提携して日本でもサービスを始めた米ベンチャー企業、ニューロ・フォーカスのA・K・プラディープCEO(最高経営責任者)兼社長はこう語る。

 世界同時不況に伴う消費の低迷も意に介さず、「ニューロマーケティングの普及にとっては絶好の機会」と力を込める。


A・K・プラディープ氏
(A.K.Pradeep)

米ニューロ・フォーカスのCEO兼社長。インド生まれ。米カリフォルニア大学バークレー校で工学博士号を取得。米ゼネラル・エレクトリック(GE)の研究開発センターに勤務した後、コーポレートガバナンス(企業統治)のコンサルティングに特化した米メリディアン・コンサルティングを創業。2006年にニューロ・フォーカスを設立。
(写真:陶山 勉、以下同)

(前回の記事はこちら

 ── ニューロ・フォーカスは、ニューロマーケティングでどのようなサービスを提供しているのでしょうか。

 A・K・プラディープ 我々は5つの重要な分野に注力しています。

 まずはブランドの理解です。消費者が潜在意識においてブランドというものにどう反応しているのか。従来は誰も解明したことがありませんでした。

 米アップル任天堂レクサスといった消費者にとって特別な意味を持つと見られているブランドが、消費者の潜在意識にどう作用しているのか。脳科学のアプローチを使って解明すれば、ブランドを持つ企業の競争力をさらに高めることができます。

製品デザインの革命が起きる

 次は製品のデザインです。製品のデザインのどのような面に消費者は共鳴しているのか。それが分かれば、製品のデザインは今よりもはるかに優れたものになるでしょう。なぜなら、製品が消費者の潜在意識にさらにアピールするものになるからです。

 例えばあなたが使っているICレコーダーの表面には、たくさんのボタンが付いていますね。これは、ユーザーにとって使い勝手のいいものとは言えないでしょう。

 どのようなデザインに対して、消費者は潜在意識において喜びを感じるのか。どのような特徴を持ったデザインを、消費者の脳は直感的に認識するのか。

 ニューロマーケティングによってこうしたことが明らかになれば、もっと使い勝手のいいデザインの製品を開発できるようになる。製品デザインの革命が起きると言っても過言ではありません。

パッケージではデザイン以外の要素が重要に

 ── 3番目はどのような分野ですか。

 プラディープ それは商品のパッケージです。これからはパッケージの形状や外観だけでなく、素材の材質や手触りといった要素も重要になる。

 パッケージのデザイン以外の要素を、消費者が潜在意識においてどう認識しているのか。それが解明できれば、パッケージにおいても革命が起きます。

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「日本の市場は100億円に育つ」の著者

中野目 純一

中野目 純一(なかのめ・じゅんいち)

日経ビジネス副編集長

2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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