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[6]子育てタクシー

日本初のサービスを18都道府県で

2009年4月13日(月)

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 子育て支援を行うNPO(非営利法人)が、企業と組み、先駆的な子育て支援事業を展開している。香川県のNPO法人わははネットが手がける「子育てタクシー」だ。

中橋恵美子(なかはし・えみこ)氏
68年6月7日香川県生まれ。88年四国学院短期大学英語科を卒業。大成建設入社。93年に退社し結婚。茨城県つくば市へ引っ越し、2人の子どもを出産。慣れない土地で、初めての育児に戸惑いや孤独感を覚え、地域の子育て情報を得ることの大変さを痛感し、香川県に帰郷後、わははネットを立ち上げた。同NPOが提供する携帯メルマガサービス「おうちデリ」は、コミュニティビジネスの成功例として、08年経済産業省の支援事業にも採択。中橋氏は、横浜市、京都府、沖縄県の団体へ、構築したノウハウ伝授していく予定だ
(写真:臼杵和弘)

 わははネットは1998年に中橋恵美子氏(現理事長)が立ち上げたNPO法人。地域密着型情報誌『おやこDEわはは』の発刊(フリーペーパー、年4回発行、1回2万5000部)、母親の交流広場「わははひろば」(4カ所)の運営、夕食の献立を配信する携帯メールマガジン「おうちデリ」など、地域の企業からの広告収入や協賛金を得て、様々な子育て支援サービスを提供している。

 子育てタクシーは、2004年7月にわははネットと香川県のタクシー会社、花園タクシーが組み、全国初の試みとしてスタート。ビジネスモデルは中橋氏が考案したものだ。

 「『わははひろば』に集まった母親から、『子どもとタクシーに乗ると運転手が不機嫌』『破水してタクシーに乗ったら迷惑がられた』といった声を聞いたことが、このサービスを思いついたきっかけです。タクシーは24時間、365日使えるインフラ。子育て中の親にとってこれほど便利なものはないのに、有効活用されていない。介護タクシーができるなら、子育てタクシーもできるはずと早速、企画書を作り、母親200人のリアルな声を集めたアンケート結果を手に、地元のタクシー会社へ新サービスとして子育てタクシーをやらないかと提案して回りました」と中橋氏。

ドライバーの養成にも着手

 子育てタクシーは、チャイルドシートの装着や子どもへの接し方、運転の注意点など、「わははネット」作成の研修プログラムを修了したドライバーが運転するタクシーとした。サービスは、子ども一人でも乗れる「ひよこコース」、乳幼児と保護者が同乗する「カンガルーコース」、急なトラブル・夜中の移動向けの「ふくろうコース」の3つを考案。基本的に料金は通常と同じで、乳幼児を育てている家族や、急な残業で子どもを迎えにいけない共働き夫婦からの需要に答えられる内容とした。

 しかし、提案時には、「導入メリットを感じない」と渋い顔をする会社がほとんど。唯一賛同したのが、鎌野実知子社長がワーキングマザーだった花園タクシーだった。

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