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[7]ロボットスーツ

車いすの人も歩行可能にする“日本生まれ、日本育ち”のサイボーグ型ロボットの実力

2009年4月14日(火)

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ロボットスーツHAL TM(上付き文字) を装着して歩いている様子
(写真:山西 英二)
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 1996年、我が国で開発されたロボットスーツ「HAL(Hybrid Assistive Limb)」は、世界初の“サイボーグ型ロボット”としてセンセーショナルに登場した。その後も、この“日本生まれ、日本育ち、日本にしかない”技術の実用化が着々と進んでいる。

 そもそもHALは、それを装着した人の思い通りに動き、身体機能を強めるという新発想のスーツ型のロボットだ。腰部に取り付けたバッテリーで動き、「立ち上がる」「座る」「歩く」「階段を昇降する」などの日常動作を支援する。例えばHALを装着すると、レッグプレスマシンで100kgが限界だった人が180kgまで持ち上げることができたり、40kgの重さの荷物を数kgの感覚で持ち続けることが可能になる。HALの重量は全身一体型で約23kg、下半身型で約15kgあるが、着るというよりは、HALに人が乗り込む構造になっているため、装着した人が重く感じることはない。

 HALは筑波大学大学院システム情報工学研究科の山海嘉之教授により開発され、この研究成果を早期に実用化につなげるため、2004年6月には大学発ベンチャーとしてサイバーダイン(茨城県つくば市)が設立された。さらに2008年10月より、同社は販売総代理店である大和ハウス工業を通じ、福祉介護機器として、全国の福祉・介護施設を対象としたHALの下肢のリース販売を開始、注目を集めた。

 実は既に、2007年4月に建設が始まった、ロボットスーツの研究開発や生産の拠点となる研究開発センターも2008年10月に完成しており、年間500体の量産を目指して稼働している。当面は、脚に障害を持つ人や筋力が低下した高齢の人の脚力・歩行機能をサポートする、自立動作支援用の“福祉型”ロボットスーツとして利用されるが、今後は介護支援に関しても、実際に製品として展開できるよう準備が進められているという。

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