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[11]オンメモリーデータベース

超高速データ処理技術

2009年4月20日(月)

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 パソコンやサーバーなどでデータを処理する場合に、ハードディスクへのアクセスを省き、主記憶装置(メモリー)とCPU(中央演算処理装置)の間で演算を完結する技術。ディスクにあるデータのうち必要なものをあらかじめメモリーに読み込み、そのデータにCPUがアクセスして演算に用いる。処理のたびにディスクにアクセスする場合と比べ、処理内容によっては演算スピードを数千倍に高めることができる。

 データ処理の際に必要なデータをすべてメモリー上に置くことができれば処理スピードが飛躍的に高まるという考えは以前からあった。ただメモリーの価格がディスクに比べて同一容量で比べて数百倍と高価なことや、CPUの技術上の問題でメモリーに展開できるデータ量の上限が4GB(ギガバイト)だったことがネックとなり、なかなか実用化しなかった。

 しかし、ここ数年で理論上は従来の約43億倍に当たる16EB(エクサバイト)のメモリーを取り扱えるCPUが普及。メモリー空間を効率的に活用する技術も登場した。メモリーの価格が年率30%を超えるペースで下落していることも追い風となり、必要なデータを丸ごとメモリーに展開しディスクへのアクセスを省く新技術が実用化され始めた。

 これまでの一般的なデータ処理は、ディスクとメモリーそれぞれの長所を生かし、短所を補う仕組みになっていた。メモリーには「データへ素早くアクセスできる」という長所があるが、「多くのデータを保管できない」、「電源を切ったらデータが消えてしまう」という短所がある。一方、ディスクは「大量のデータを保存できる」、「電源を切ってもデータが消えない」などが長所だが、「データへのアクセスに時間がかかる」という短所がある。そのためこれまでのデータ処理ソフトは、使用頻度の高い一部のデータだけをメモリーに展開するのが一般的だった。

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長