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[27]プリンタブル・エレクトロニクス

「刷って」製造する電子機器

2009年5月18日(月)

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 印刷機を用いて次から次へと刷り上げていく新聞や雑誌、ポスター。こうした印刷物に対し、写真製版や真空装置を使った処理など数十もの工程を経て、数週間~数カ月かけて作り上げていく電子デバイス。これらの製品は、応用分野が全く違うだけでなく、製造方法も大きく異なる。

 ただ今後、そうとは言い切れなくなるだろう。印刷を利用し電子デバイスを刷って製造する技術が盛んに研究開発されており、実用化していくとみられるからだ。電子デバイスの製造分野において、製造の概念をガラリと変える革命的な技術といえる。

 プリンタブル・エレクトロニクスと呼ばれる、印刷によって作られる電子デバイスの利点は、何といっても製造コストが劇的に安くなることにある。単位面積当たりの製造コストは10cm四方当たり10円という試算があり、これは従来方法で液晶パネルを製造する場合の100分の1未満、LSIを製造する場合の約1万分の1に相当する。電子デバイスを実装するプリント基板に対しても印刷技術を用いて配線を形成すれば、製造コストは約3分の1に下がるという試算もある。

 加えて、印刷の応用範囲は広い。このため、プリンタブル・エレクトロニクスは多種多様な応用例があることも大きな利点である。液晶パネルや有機EL(エレクトロルミネッセンス)、電子ペーパーといったディスプレイ、太陽電池、電子タグ、スマートカード、光や圧力のセンサーなど、生活空間にあふれるさまざまな電子デバイスを、プリンタブル・エレクトロニクスにしてしまうことが可能だ。

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