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[29]飛び出す立体印刷

進化続く「飛び出す」印刷

2009年5月20日(水)

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 厚さ1mmにも満たない下敷きのようなプラスチック製シート。表面に描いてある絵を見ると、3匹のキャラクターがあたかもその場に立っているかのように浮き出してくる。

 凸版印刷が2008年2月に発表した「ステレオ印刷ポップアップ3D」を利用した印刷の一例である。特殊なメガネなどを使わずに絵が浮き上がって見える印刷技術としては世界初のものだ。

 従来の印刷は画像の真正面から見なければならなかったが、凸版印刷の技術は、正面や斜めなど自然な方向からも立体画像を認識できる。

 価格は、A4判サイズを1000枚印刷した場合で1枚当たり1000円程度。1万枚刷れば量産効果で500円を切るという。店頭広告や床に張る広告、本の表紙、菓子のおまけなどの用途を想定して拡販を進めている。開発を手がけた情報・出版事業本部の新改博久主任は「初年度目標の売上高1億円はかなり強気の設定だったが、既に目標を上回るペースで注文が殺到している」と手応えを感じている。

 平面に印刷した物が立体に見えるのは、人間の目の錯覚によるものである。

 人間が物を見ると、対象物の奥行きによって左右の目に映る画像は微妙に異なる。この「両眼視差」によって人間の脳は物体の奥行きを認識している。平面の印刷物であっても両眼視差を人工的に発生させれば立体に見える。これが立体印刷の基本概念である。

 ステレオ印刷ポップアップ3Dは、カマボコ形の細長いレンズを並べた「レンチキュラーレンズ」に、CG(コンピューターグラフィックス)で作った画像を組み合わせている。

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