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[30]ワイヤレス電源

家電から電源コードが消える

2009年5月21日(木)

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 およそ15年前の1990年代半ば、電話機から通信ケーブルが消え、どこにでも持ち歩けるようになり始めた。10年前には、パソコンからも通信ケーブルが消え始め、仕事や生活の環境が様変わりした。そしてついに、最近になって電源コードさえも不要にする技術が登場した。

 開発したのは、米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の研究者であるマリン・ソーリャチッチ氏。同氏はこの技術を2006年に開発し、「Witricity(wirelessとelectricityを合わせた造語)」と名づけた。携帯電話のように基地局から数百mも離れて使うことはできないものの、数十cmから数m離れた「アンテナ」間で、数十W~数百Wの電力を比較的高い伝送効率を保ちながら、しかも理論的には人体に安全に伝送できる。

 実用化できれば、携帯電話などと同様かそれ以上に、私達の生活を刷新する可能性がある。例えば、アンテナとなる大型コイルの一種を天井に埋め込むことで、その部屋内にあるほとんどの家電への給電がワイヤレスでできるようになる。携帯電話機やパソコンはもちろん、炊飯器、扇風機、照明機器、こたつ、掃除機など多くの家電製品の電源コードが不要になるだろう。もちろん、可能性は屋内に限らない。道路にアンテナを並べて埋め込むか、あるいはパンタグラフのように空中につるせば、走行中の自動車やバスにも給電可能になる。

米インテルが2008年8月に「Intel Developer Forum Fall」で披露したワイヤレス電源の装置。MITの技術を基に、米インテルと米ワシントン大学(University of Washington)が共同開発した。数十cm離れたアンテナに75%の効率で電力を伝送し、60Wの電球を点灯できるという。

コメント6件コメント/レビュー

コイルが暴走して雷のように電流を流してしまうことはないのでしょうか? 家の中で落雷事故が起きたらイヤですねえ。(2009/05/22)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

コイルが暴走して雷のように電流を流してしまうことはないのでしょうか? 家の中で落雷事故が起きたらイヤですねえ。(2009/05/22)

本気の記事ですか?理系、特に電気系の人はお気付きと思うが。確かに、”人体”への影響は少ないでしょうねえ。ですが、人体以外への影響はといえば・・・予想される問題が山積みのこの技術を実用化間近とまとめるとは、正直びっくりです。(極めて限られた用法の実用化なら今すぐ可能ですが。というより、すでにあるような気が・・・)ちなみに、記者は当然理系でしょうから、とりあえず周波数くらいは聞いておいて欲しかったです。(2009/05/21)

優先電流の伝送効率は判りませんが、2mの距離で40%の伝送効率と言うことはアンテナへの電気の供給量は倍以上必要なので環境にはあまり優しくない技術と言うことでしょうか?技術の発展とともに解決される問題だとは思いますが!(2009/05/21)

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